猫が四十五匹。 ページ47
『チーノさんはどんなことをやってるんですか？』
ci｢俺、ですか？
普通に訓練です。中距離ですかね。｣
チーノさんは中距離の人らしい。
シャオロンはどこが得意だって言ってたっけ？
チーノさんは、シャオロンのことを知ってたりするのだろうか。
『チーノさんって、シャオロンって知ってます？』
俺がそういうと、
｢え？｣なんて、小さい声が聞こえた。
ci｢なんで、シャオロンさん知ってるんですか？｣
『いや、知り合いなんですよ。
あ、でも俺が聞いたとか言わないでくださいね？怒られるんで。』
怪しまれたのか、純粋な疑問か、そう質問される。
適当に返事を返せば、ふーん、だなんて、軽くいなされた。
ci｢シャオロンさん、知ってますよ。有名ですもん。｣
『有名、なんですか？』
チーノさんから出てきた、有名、の二文字に少し驚く。
ロボロとかの話で実力者であることは知っていたけど、有名なんだ。
ci｢近接最強とか、リアル狂人とか、脅威キラーとか、煽り手とか。
色々言われてるの聞いたことあります。
最近、暗殺とかがめっちゃ得意な人と組んで、
シャオロンさんが陽動、もう一人が隠密、
みたいな感じで、馬鹿みたいな数に圧勝してるの見ましたよ。｣
…………あんな優しいのに、そんな怖い二つ名みたいなのついてるの？
戦闘しているシャオロンは、いつもとそんなに違うのだろうか？
そんなことを考えていると、
そろそろ目の前に見えてきた軍学校。
すると、門の前に人影が見えた。
ci｢……あ、ショッピくんや。｣
彼は俺たちに気づくと、驚いたように目を丸くしたあと、早足でこちらに近づいてくる。
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海翔(プロフ) - コメントありがとうございます!!!本気で自己満でしかないものにそう言ってもらえるととっても嬉しいです!!(*´∀`) (2020年11月13日 18時) (
レス) id: 5f7ebbff92 (このIDを非表示/違反報告)
ユンソク(仮)(プロフ) - なんて言うんだろう、簡単にまとめると好き。 (2020年11月12日 0時) (レス) id: cdb5775375 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：海翔 | 作成日時：2020年10月4日 10時
