猫が十八匹。 ページ20
rb｢この国って、治安悪いやろ？｣
sha｢せやな。｣
ロボロの言葉に、シャオロンがそんな返事を軽く返す。
rb｢未だに差別とかも結構あるやろ？｣
sha｢まぁ、そうやな。｣
また、シャオロンがそうやな。と頷く。
rb｢政治さぁ、貴族たちで勝手にやって、
国民の意見とかオール無視やん。｣
zm｢………まぁ、賄賂とかもあるらしいしな。｣
今度はゾムが見計らったようにロボロに返事を返した。
rb｢それを全部、革命で直して、いっそのこと国乗っ取ろうやって言う組織らしい。｣
ロボロがそうやった気ぃする、なんて曖昧な言葉を付け加えながら、そう言った。
sha｢ほーん、ええやん。｣
zm｢え、そ、それ、公開されとる情報なん？
普通に公開してたらやばいやつなんやないの？
バレたら国の兵隊にえらいことされんで。｣
シャオロンの適当？な返事に対し、案外真面目に心配するゾム。
zm｢革命、は全然ありやと思うけど。｣
困ったような顔をするゾムに、ロボロはケロッとしたようすで答える。
rb｢公開されてへんよ。ちゃんと厳重な秘密になっとる。｣
まぁ、そりゃそうだろう。
この国が悪いだなんて、詳しいことは知らなかったけど、
革命して、国を乗っとるなんて、
普通の国でさえ、許さないだろう。
sha｢え、じゃあなんで知ってるん。｣
そのロボロの答えにシャオロンは不思議そうな顔をする。
rb｢え？ハッキングしたんやで？｣
当たり前だろうとでも言うようにロボロはそう返した。
zm,sha｢は？｣
rb｢え？｣
暫しの沈黙。
……………。
sha｢ふっ…っ｣
最初に笑いだしたのはシャオロンだった。
ゾムも笑いを堪えているようで、プルプルと肩を震わせていた。
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海翔(プロフ) - コメントありがとうございます!!!本気で自己満でしかないものにそう言ってもらえるととっても嬉しいです!!(*´∀`) (2020年11月13日 18時) (
レス) id: 5f7ebbff92 (このIDを非表示/違反報告)
ユンソク(仮)(プロフ) - なんて言うんだろう、簡単にまとめると好き。 (2020年11月12日 0時) (レス) id: cdb5775375 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：海翔 | 作成日時：2020年10月4日 10時
