猫が十六匹。 ページ18
sha「多分野良やで。
路地裏でボロボロになってたところを拾ったんや。」
それを見かねたシャオロンがそう言って説明してくれる。
sha｢………なー？｣
『にゃ……！』
な？とシャオロンに笑いかけられ、それに返事を返す。
rb「………ボロボロ？怪我でもしてたん？」
ふと、ロボロが気づいたようにそこを尋ねてくると、
シャオロンが軽く頷いた。
sha「………きっと、誰かにやられたんやろな。
少し前までは包帯グルグル巻きやったで。」
rb「へぇ……酷いことするやつもおんねんな。」
そんなロボロの声を聞けば、
ゾムがようやく俺の身体を膝の上に下ろした。
そうすれば、今度はロボロの手が俺の体に触れる。
酷いことって、俺が物盗んだのが原因だけど。
まぁ、同情してくれるのは、別に嫌じゃないからいいか。
…………痛かったし。
sha「ま、でも助かったから。」
そうやろ？ってシャオロンに言われたので、
ゾムの膝から立ち上がってシャオロンの方に駆け寄った。
そうだねって意味を込めて、
シャオロンにすり寄れば、シャオロンにわしゃわしゃ撫でられる。
zm「なんや滅茶滅茶シャオロンになついてるやん。」
ゾムが驚いたようにそう言った。
そりゃ、恩人ですから。
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海翔(プロフ) - コメントありがとうございます!!!本気で自己満でしかないものにそう言ってもらえるととっても嬉しいです!!(*´∀`) (2020年11月13日 18時) (
レス) id: 5f7ebbff92 (このIDを非表示/違反報告)
ユンソク(仮)(プロフ) - なんて言うんだろう、簡単にまとめると好き。 (2020年11月12日 0時) (レス) id: cdb5775375 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：海翔 | 作成日時：2020年10月4日 10時
