肆拾捌話~闇を操る血鬼術~ ページ2
貴女side
鬼「ハッ！！誰が答えるかっての！！
んー………そうだな、まずはお前から食ってその次にあの旨そうな匂いを漂わせた女を食うか」
こいつ………杏寿郎さんに手をあげるつもりか？
んなこと僕がいる限りさせると思うか？
手を持った刀をちゃんと持ち直して構える
切先と僕の目はちゃんと目の前にいる鬼を捕らえている
もし、何かしらの血鬼術を持っていたとしたらクラスの皆やいの達を巻き込みかけない
貴女「杏寿郎さんここは僕が出ます、こんな雑魚如きに貴方の力を振るう必要はないです」
煉獄「………はぁ、そうやってお前は何時もすぐ前に出ようと
いや、それも俺を思ってのことか」
貴女「えぇ、杏寿郎さんに何かあってからじゃあ遅いですので
杏寿郎さんを傷つけるなんて事、この僕が許さない」
煉獄「ハッハッハッ！！！よもやよもや！」
後ろで生徒が何か叫んでいるが知らない、人を切るな？殺すな？
ならば貴様らはヒーローをやめろ
ヒーローは人を殺す職業だ
助けるだなんて………そんなの口だけ
鬼「へぇ、稀血自らねぇ………死にたがりか？
まぁ良い………俺の血鬼術で殺して食ってやるよ！！！」
煉獄「！A！！」
次の瞬間、杏寿郎さんの慌てたような声が聞こえたと思ったら一瞬にして目の前が真っ暗になった
これが………奴の血鬼術？
鬼「どうだ？暗くて何も見えないだろう？
目を開けているのかも、閉じているのかも分からず何処を向いているのかも分からず
何処に立っているのかも分からず、ちゃんと立てているのかも分からず
暗闇ってのは人間の感覚を全て鈍らせる効果がある
だからほら、俺の攻撃は直ぐに当たる」
何処からともなく鬼の声が聞こえた
ｶﾞｯ
貴女「っ……………これがお前の力か、闇を操り人を食らう悪鬼」
背中に痛みが走った
おまけに生温い液体が背中を伝っていくのが分かる………鬼の爪に切られたか
鬼「あぁ………さぁお前がこうして動けない間に隣の男を食おうか」
杏寿郎さん………
そう言えばさっきから何も聞こえない、鬼の声以外には何も
自分の心音さえも………呼吸の音さえも
だからなんだってはなしだけどな
相手が闇を操るなら、此方も操れば良いだけの話
それに
貴女「生憎僕の目は特殊なんだ」
肆拾玖話~伊達に影柱ではない~→←肆拾漆話~鬼に我らは問う~
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 653人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
吹雪彩香 - 早く続きが見たいです(￣∀￣) (2019年10月14日 17時) (
レス) id: 29705eefd3 (このIDを非表示/違反報告)
あやちゃん(プロフ) - 遅くなってすみません！イラストが描けました(*´▽｀*)http://uranai.nosv.org/img/user/data/0/e/d/0ed4cad1cde87334dc4df39e7e5b139c.png (2019年10月12日 19時) (レス) id: 7b0fae4b3b (このIDを非表示/違反報告)
元薺(サイ)だった者(プロフ) - Nさん» あっわかります？実は自分も作りながらあっこれ狸で豹変する兎ちゃんみたいだなぁって思ってたんですよ、でもなんかピッタリ？ですよね！！恨み方が！多分！ (2019年10月5日 21時) (レス) id: 14377fb98a (このIDを非表示/違反報告)
元薺(サイ)だった者(プロフ) - うるさん» 風邪は引かないでくださいねー？！嬉しいですが！！そしてこのヤンデレちゃん実は意外と……フフフ (2019年10月5日 21時) (レス) id: 14377fb98a (このIDを非表示/違反報告)
元薺(サイ)だった者(プロフ) - 吹雪彩香さん» そう言ってもらえてホッとしました！これでも自分はヒロアカ好きなのでなんか…複雑だけど楽しいんですよね！これ！！ (2019年10月5日 21時) (レス) id: 14377fb98a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：元薺(サイ)だった者 | 作成日時：2019年9月17日 20時
