番外編〃 ページ32
煉獄「………」ジーッ
貴女「………」
煉獄「………」ジーッ
貴女「………;;;」
駄目だ、僕が言うまで寝ない気だこの人………
うぅ、明日の早朝から初めての稽古なのに
貴女「はぁっ………兄さん
これで良いですか?」
煉獄「もう一度」
………え、この人さっき一度といってなかった?
一回だけじゃないの?
そろそろ僕布団が温かいから眠くなってきたんだが………
貴女「にっ兄さん」
煉獄「もう一度」
貴女「……兄さん」
煉獄「もう一度」
貴女「兄さん」
煉獄「………うむ!妹が出来たみたいだ!」
兄は一人で充分なんですけど………
グイッ
既視感!!
腕を引っ張られてまた、目の前が暗くなった
うぅ………また温かい
煉獄「おいで、一緒に寝よう」
貴女「……おいでも何ももう自身の布団に引き込んでますよ」
煉獄「そうだったな!それじゃあ千寿郎も此方によせて………っと
よし!」
布団ごと引き寄せられた千寿郎………今だ起きず
凄い………熟睡してる
貴女「………あの、抱き締めたままですか?」
煉獄「嫌だったか?」
貴女「嫌と言う訳ではないのですが
枕がないと寝にくいです………」
別に普通に木の上で寝たりとかも出来るけど、やっぱり寝るなら寝るで枕があった方が安眠できる
すると、杏寿郎さんは片腕を僕の頭の下に敷いた
え
煉獄「これで安心して眠れるな」
………そう言うことではない
言いたいんだけど、目がキラキラしてて言おうにも言いにくい
貴女「………………はぁ
まぁ温かいから眠りやすいです、おやすみなさい」
諦めて、僕は目を閉じて意識が落ちるのを待った
するとどうだ、案外疲れてたのか意外と早く意識が薄れていく
──────────────────
煉獄杏寿郎side
貴女「スー………スー…」
腕の中で寝ている彼女
俺よりも年齢は下なはずなのに鬼殺隊で甲の階級だ
強いな………こんなにも体も手も小さいのに
煉獄「………おやすみ、A」
俺も目を閉じようとしたら腕の中にいるAが小さく身動きした
貴女「……あ…………やの……に………さ………ん………」
兄さん………
煉獄「安心しろA
兄はここにいるからな」
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吹雪彩香 - 早く続きが見たいです( ̄∀ ̄) (2019年10月14日 17時) (レス) id: 29705eefd3 (このIDを非表示/違反報告)
あやちゃん(プロフ) - 遅くなってすみません!イラストが描けました(*´▽`*)http://uranai.nosv.org/img/user/data/0/e/d/0ed4cad1cde87334dc4df39e7e5b139c.png (2019年10月12日 19時) (レス) id: 7b0fae4b3b (このIDを非表示/違反報告)
元薺(サイ)だった者(プロフ) - Nさん» あっわかります?実は自分も作りながらあっこれ狸で豹変する兎ちゃんみたいだなぁって思ってたんですよ、でもなんかピッタリ?ですよね!!恨み方が!多分! (2019年10月5日 21時) (レス) id: 14377fb98a (このIDを非表示/違反報告)
元薺(サイ)だった者(プロフ) - うるさん» 風邪は引かないでくださいねー?!嬉しいですが!!そしてこのヤンデレちゃん実は意外と……フフフ (2019年10月5日 21時) (レス) id: 14377fb98a (このIDを非表示/違反報告)
元薺(サイ)だった者(プロフ) - 吹雪彩香さん» そう言ってもらえてホッとしました!これでも自分はヒロアカ好きなのでなんか…複雑だけど楽しいんですよね!これ!! (2019年10月5日 21時) (レス) id: 14377fb98a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:元薺(サイ)だった者 | 作成日時:2019年9月17日 20時