【ハイキュー】烏野にはもう一人金髪眼鏡がいるらしいが……？ (ページ8)

今日:2 hit、昨日:1 hit、合計:10,598 hit

七話~速く高くが大得意~ ページ8

「わぁ！ありがとうな！！俺は日向翔陽！よろしくな！！！」

「………影山飛雄」

貴女「しょーよー？………呼びにくい名前」

日向「えっ？！」

貴女「ので！ヒナって呼ばせてもらう」

日向「えっわかった！！」

影山はそのまま影山だな

影山「……んで？お前に何が出来るんだよ」

日向「おい影山！！そんないい方ないだろ！」

突き刺さるような目で睨んでくる影山

本当にバレーが好きなんだね

貴女「案外沢山出来るんだな～これが

ミケさんってば昔バレーで活躍してたし、マネージャーとして君達をサポートできる

そして練習相手にもなれる

これほど有能なマネージャー、あんまりいないと思うけどな？」

日向「へー……！！じゃあポジション何処だったんだ？」

貴女「MB」

日向「おぉ！！」

ヒナ位だよ、そんなに驚いて喜んでくれるのは

それか………

と、そんなことよりも今はこの子達のサポートをしなくちゃなんだわ

僕は目の前に堂々と立つ影山をじっと見つめた

影山「………………お前は」

貴女「ん？」

影山「お前は俺のトス、取れるのか？」

取れるのか………影山は多分、北川第一での最後に起こった出来事が未だに怖いんだろうな

あの姿はまさに誰がなんと言おうと独裁者

ミケさんからみたら必死にボールをあげて勝とうと必死だったって感じたんだがな

貴女「じゃああげてくださいな、絶対に取ってあげるから」

影山「………………」

影山は半信半疑のような顔でトスをあげる

………なんだ、この高さ、速さなら

貴女「大得意」

　

　

　

　

ﾊﾞｧｧｧﾝｯｯｯ

影山「っ！」

日向「！？」

貴女「………ね？取れたでしょ？」