前髪ちょっと伸びてきた【鬼滅の刃】

ぱっつん40 ページ13

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時透side



『ねぇ、宵闇さん。僕のこと好きなの？』



無意識のうちに口にしてしまっていた
この言葉。


宵闇さんは鳩が鉄砲を食らったような顔をして、何かに気づいたように驚いたあと目にも止まらぬ早さで土下座した。



A｢ご、ごめんね時透くん！カップルで入店したらとか言ったせいだよね！違うんだよ、その、安く済むからいっぱい食べられるって思っちゃって......本当にごめんなさい！時透くんを利用するようなことを.....！！！｣



.........うん。

まぁ

そんな事だろうと思ってはいたけど
少し期待していたところがあったのだろう。


胸がきゅっとなった気がした。



だから僕は




『...宵闇さんって面白いね。別にいいよ、僕もお腹すいてたし』



笑って誤魔化した。


◇◆◇◆◇
Aside


満腹になり、別の用事があると言った時透くんと別れ私は買い物を続けた。


歩いていると、前の人が手拭いを落としたので


『あ、すみません！落としましたよ！』



と声をかけると


伊｢あぁ、すまな.....宵闇か｣



『あ、伊黒さんでしたか！』



伊黒さんでした。

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