前髪ちょっと伸びてきた【鬼滅の刃】

ぱっつん39 ページ12

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Aside





『ふろふき大根美味しいね。私ここのお店気に入った！』



時｢うん、そうだね｣




ここのふろふき大根はとにかく美味しい。
ちゃんと大根に味が染みてるしやわらかいし......

何個でも食べられるね！


そう思いながら食べていると、時透くんが突然こっちを向いた。



時｢ねぇ、宵闇さん。僕のこと好きなの？｣



『............................................えっ？』





スキ？


私が？
時透くんを！？



なんで急にそんなことになった！？！？！？
と、頭をフル回転で回して一つの結論に至った。


私がカップルで入店したらとか言ったせいじゃんか！


幾ら空腹に思考を奪われていたからって私....！
なんて馬鹿なことを！！



『ご、ごめんね時透くん！カップルで入店したらとか言ったせいだよね！違うんだよ、その、安く済むからいっぱい食べられるって思っちゃって......本当にごめんなさい！時透くんを利用するようなことを.....！！！』



目にも止まらぬ早さで土下座をすると

時透くんはちょっと笑って


時｢...宵闇さんって面白いね。別にいいよ、僕もお腹すいてたし｣



と言った。
この私の愚行を許してくれるというのか.....！！

ありがとうと土下座したまま言うと、


時｢恥ずかしいからもうやめて｣


と言われた。
顔を上げると周りのお客みんなが私たちの方を見て修羅場か？だの言っていた。

大層恥ずかしい。

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