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貴「でね、凪ったら…… っ」
他愛もない話をして学校に向かう
いつもの日課なのに
貴「廉！廉！！ねぇ、廉ってば！！！」
廉「あ、なに？」
貴「ずっと、声かけてるのに
もしかして、また東雲さん… ？？」
廉「はっ！？な、なわけないやん」
嘘つき、廉は嘘をつく時
目を合わせないからわかってる
貴「何年幼馴染やってると思ってんの
………… 東雲さんのこと好きなんでしょ？」
廉「Aには嘘つかれへんな(笑)」
なんて今までずっとそばにいたのに
今まで見せたことのない顔で笑うなんて
貴「ずるいよ、廉…… 。」
廉「ん？なんか言うた？」
“ううん”って首を横にふれば
“そっか” って優しい顔で笑う廉
いつもは大好きな笑顔なのに
今日だけは廉の笑顔ほど _________
_____残酷なものはないと思った 。
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作者名：澪 | 作成日時：2017年12月3日 21時
