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ミンギュside


何度も出たり入ったり


早くしないといけないのはわかるけど怖いんだもん


なんか殺人鬼うろついてるし


でも怖がってるAが俺の腕を掴んでるのは可愛い


いつもそんなことしてくれないのに


ミョンホになった気分←


ギュ「よし、行こう」


恐る恐るスングァンと扉を開けると、俺にぴったりくっついて離れないA。


『スングァニオッパ〜一緒に行こうよ〜』


ギュ「俺がいるでしょ?鍵探さないとだもん」


数メートル離れただけなのに、スングァンを引き留めようとするA


俺がいるのに…


鍵を探してると、廊下から足音が聞こえてきた


ギュ「殺人鬼だ」


『オッパ、隠れないと』


でもこの部屋は行き止まりだし、出口には殺人鬼が近づいてる


ギュ「A、ここ」


『うん、』


何とか入った場所は、2人で入るには狭すぎるロッカー


何とか息を殺してひっつくけど、Aの顔が近くて...腰に回したAの手が俺の服をギュッて握ってて


可愛すぎて心臓が爆発しそう


『オッパ。行ったみたい』


ギュ「ああ、うん、大丈夫?」


『大丈夫じゃないよ…早く出たい。オッパが今いなかったら私終わっちゃってたよ...』


ギュ「寝る時も今みたいに近く居てあげよっか?」


『早く鍵探さないと』


今無視したのは、緊張が解けたからだと思う。うん。


スングァン「ミンギュヒョーン!助けてー!」


ギュ「スングァナ〜、」


廊下の方に出ると殺人鬼に追いかけられてるスングァン


『うあああ』


ギュ「2人ともこっち!!」


隣の部屋に駆け込んでドアを閉めるけど、すぐにドアを開けて入り込んでくるピエロ


スングァン「うわああもう嫌だ....」


泣きそうなスングァンに変なピエロ、なんか面白くなってきた

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作者名:温冷麺 | 作成日時:2022年5月10日 11時

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