セブチのヨジャに密着です (ページ21)

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Aside

ミョンジュがアメリカに行っちゃうことも、その後の申し出もすごく驚きだったな。

高校の頃からすごく仲が良くて、他の友達から、ミョンジュはAのことが好きなんだよって何度か聞いたことはあったけど、本人から言われるのは初めてだったから。

ミョンジュが大切なのに変わりはないけど、でもやっぱりメンバーと一緒にいたいって気持ちは、一生変わらない。

『ただいま〜』

ギュ「あ！！A帰ってきた〜！ｷﾞｭ」

『わ、苦しい暑い重い邪魔。。。』

ギュ「えひどい、てかなんかいい匂いだし今日可愛いね？」

『いつもいい匂いじゃないってこと？』

ギュ「そゆことじゃないじゃーん」

『たまにはデートくらいしないとね』

ギュ「え、ほんとにデートだったの？ねえほんとに？」

『教えなーい』

ギュ「A好きな人いるの！？俺じゃなくて！？ダメだよ、アンデぇぇぇぇぇぇ」

『もーうるさい！！いないよ！！ただの友達とご飯行っただけ！』

ギュ「ふーん、ならいいや。お風呂入ってくる！」

ほんとにこのオッパは。。

でも一緒にいると元気出る。

ハニ「おかえり」

『あ、ただいま〜。ちゃんと9時前に帰ってきたでしょ、偉い？』

ハニ「ふふ、えらいえらい」

『見て、オッパにカヌレ買ってきた。今日休みかぶったのに一緒に入れなかったから、一緒に食べよ？』

ハニ「おー、できるエギだ、食べよ食べよ。ありがと」

ふわっと笑って頭を撫でてくれるオッパは、いつもよりちょっと大人に見える。

ハニ「いただきまーす」

『いただきます！』

ハニ「うん、美味しいね？」

『うん、美味しい。』

ハニ「Aやー。」

『んー？』

ハニ「オッパはAのこと大好きだからね」

『んえ、うん、どしたの急に』

大好きー！とか、かわいー！とかは日常的に言われてるけど、こんなちゃんと言われたのが初めてだから、結構戸惑う。

ハニ「別に急じゃないよ。ずっと大好きだもん」

『ん、私も大好き、だよ』

改めてこんなこと言うと照れるし、言われるのはもっと照れる。

オッパ、どうしたんだろ。

ハニ「まあまだウリエギには早いかなー、もう夜遅いし早く寝な。」

残りのカヌレをぽんと口に放り込むと、オッパはおやすみ、と言って自分の部屋に戻って行った。

なんだったんだろ。。。

きっと酔ってたんだな