【イナイレ】の世界に転生トリップしたからと言ってもどうすれば？パート２！ (ページ37)

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貴女「62話だよ」風丸「お母さんは心配です！！」貴女「いや何がっ？！そして何時風丸がお母さんに？！」ページ37

吹雪アツヤside

俺の部屋に二人がいるから仕方なくAの部屋に逃げ込んだ

布団は敷いてあったから布団の上に座る

兄ちゃんも、Aも………

ひでぇ

Aは味方だって思ってたのによ

俺だけ何時も仲間外れだ

俺だけまだ小学校に行けてないし

アツヤ「ｸﾞｽｯ………バカ野郎」

ｶﾞﾁｬｯ

貴女「やっぱりまだ寝てないんだな、アツヤ」

アツヤ「っ？！………くんじゃねぇよ！！お前の顔なんか見たくねぇ！！！」

貴女「って言われても、この部屋俺の部屋だしな………

アツヤ、本当に俺達の事嫌い？俺達はアツヤの事今も大好きだぞ？」

Aが部屋に入ってきて俺の隣に座った

嘘つけ………さっき俺、あんなに酷い事言ったんだ

それでも大好きなわけあるわけねぇだろ

アツヤ「嘘ばっか………俺は嫌いだ」

貴女「そっか………それは、なんで？」

Aはさっきよりも優しい声で聞いてくる

アツヤ「………………だって、俺だけ何時も仲間外れだから

それに、兄ちゃんばっかりAと一緒にいるし………」

ｷﾞｭｯ

アツヤ「？！」

貴女「そんなに寂しかったんなら、言ってくれれば良かったのに

俺は別に士郎贔屓してるわけでもないし、どっちも同じくらい大好きだから

今ハグしてるけど、アツヤ、嫌だったら振りほどいて良いんだぞ？

アツヤ」

ズルい………そんな言い方ズルい

俺だって本当は、兄ちゃんのことも………Aのことも………

負けねぇ位………

アツヤ「………んだよ」

貴女「俺達の事、嫌いか？」

アツヤ「っ………嫌いじゃねぇ……！兄ちゃん達、事っ嫌いなんかじゃ………ねぇよ！！

俺だって負けねぇ位っ大好きだ………！！」

本当に心から、大好きなんだ

貴女「………良かった、弟に嫌われるのはとても傷付くから

また大嫌いって言われたらどうしようかと思ったよ」

俺から放れてAは優しく笑ってくれた

アツヤ「ごめん………姉ちゃん」

貴女「！！大好きって言ってくれたから、許すよ！」

Aは優しい

優しすぎる………けど、そんなAもどんなAも大好きなんだ

兄ちゃんにも、謝らねぇと

許して………くれるかな？