【イナイレ】のもう一つの世界に転生トリップしたから言ってもどうすれば？ (ページ17)

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野坂「15話…君に出会えて良かったよ僕の騎士」貴女「僕も君に会えて良かったよ王様」ページ17

次の日

ｽﾞｸｯ

貴女「っ………………おかしいな」

ちゃんと薬は飲んだはずなのに、痛いな

どうしよう………今日に限って一人でお使いに出てきちゃったし

連絡手段も何もない

お金はあるけど公衆電話が見つからない

いや、見つかったとしてもまず僕あの施設の番号知らないんだけど

………詰んだな

貴女「ハァッ……………くっ……」

せめて水があれば………

僕の体は対に胸の痛みに耐えきれずに膝をついてしまった

顔や体から冷や汗が止めどなく流れる

っ………道端じゃ駄目だ、邪魔にならないよう端に行こう

煉瓦で積み重なった壁に寄りかかる

………うん、少し楽になった

貴女「あﾞぁ……っ……ハァッハァッ」

くそっ………水………………

ｽﾞｷﾝｯｽﾞｷﾝｯ

ﾄﾞｸｯﾄﾞｸｯ

心臓が動く度に痛みが体に走る

あぁもう………こんなにいたいならいっそ

　

　

　

　

「だいじょうぶ？」

　

　

ピンク色の髪………？こんな派手な髪色あるんだな

あっいや僕も言うて派手だな赤髪に赤目って

貴女「………水………………これで、水を」

立ち上がれないためその子にお金を渡して自動販売機を指す

その子は理解してくれたのか急ぎ足で向かってくれた

優しい子だな

「こっこれでいいかな？」

貴女「ありがとう………………っは………ふぅ」

渡された水を飲み一息つく

本当になんでだ？今日ちゃんと薬は飲んだはずなのに

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in公園

貴女「いやぁ本当にありがとう、君のお陰で助かったよ」

「こまってるひとがいたらたすけるのはあたりまえだから！」

なんとか落ち着いて側にあった公園のベンチに座って話しかける

貴女「良い子だな、君は」

「そんなこと……………そうだ、おねえさんのなまえは？ぼくはのさかゆうま！」

貴女「のさか？……漢字は………あぁ野坂君ね

僕は蓬莱A、よろしくね」

野坂「うん！」