【イナイレ】のもう一つの世界に転生トリップしたから言ってもどうすれば？ (ページ14)

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貴女「12話だよ」吹雪「早く会いたいね」貴女「そうだね」ページ14

？？side

あのとき、僕は

僕はお姉ちゃんに助けられた

お姉ちゃんにはAっていう僕と同じくらいの妹が一人いるらしい

体が弱くて、でも強くて

可愛くて、確りした妹

お姉ちゃんはそんな妹が大好きって何度も言っていた

僕はそんなお姉ちゃんが大好きだった

でもある日、手紙がこなくなったんだ

この前までは手紙を交換しあってたのに

突然……違う、最後のお姉ちゃんからの手紙に、それを思わせる事が書かれてあった

『妹が風邪を拗らせちゃって、体が弱いから今は入院してるんだけど

病院でいじめられてないかとても心配なんだよね

それに………あの子が退院するとき、私はちゃんとおかえりと言えるかどうか不安なの

巻き込みたくないからあまり言えないけれど

私は誰かに狙われているらしいんだ

きっと私はそう遠くない未来、誰とも会えない状態になる

だから、頼みたいことがあるの

サッカー、好きならきっと、きっと私の妹と会う事があると思う

だから、もし見つけたら声をかけて友達になってサッカーの相手になってほしい

そして困っていたら話を聞いてあげて

これが私からの最後の頼み

大丈夫、容姿は私ソックリだから私と見間違えたら100%私の妹だから

じゃあね』

これが手紙の内容の一部

僕はお姉ちゃんが大好きだから

今はAちゃんを探してる

勿論、サッカーをしながらだけど

どんな子なのかな？

「おーい！！！

なにしてんだー？サッカーするんだろー！！？

早くこいよタツヤー！！！」

基山「わかってるよ！！」

早く、Aちゃんに会ってみたいな………

お姉ちゃんの大事な大事な忘れ形見