46話~照れ屋の恩返し~ ページ3
皆で屋上から出て新之助のいるであろう下駄箱辺りまで駆け足で行く
すると案の定女子が苦手な新之助はやたらと女子が屯してる下駄箱付近から動けずに、なんだったら囲まれている
よく見れば手になにかの袋を持っていて、誰かに用事があってここに来たのは明らかだった
「ボーダーの二宮隊の辻くんだよね！？」
「制服違うよね？なんでこの学校にいるの？誰かに用事？」
「やっぱりボーダー隊員だからうちのボーダー員の誰かだよね？」
辻「っ……ぁ………うぁ…の………」
ﾄﾝｯ
女子達に囲まれて顔面所か耳と首まで真っ赤にしている新之助の所に慌てて駆け寄って背後から飛びつく
貴女「……しーんのーすけっ！どうしたの？」
辻「っあ…！A…さ………っ！！」
「！よ、夜船さん……」
「ちょ！ちょっと今私達が辻君と話してるんだから邪魔しないでよ、というか近すぎ！夜船さんの分際で…！！」
貴女「ッゔぇ…！？」
「そ、そう言えば夜船さんもボーダー隊員…だっけ」
新之助を囲んでいた女子のうち二人に首根っこと右手首を思い切り掴まれて後ろに引っ張られる
割と凄い力で引っ張られるせいで右手首は痛いし首が閉まって喉から変な声が出た
それでも何となくこういう乱暴な女子達に新之助の相手をさせるのは不快だから、新之助の負担にならない程度の力で抵抗する
米屋「そーそ！俺達高2ボーダー隊員が誇る特攻隊長、すっげぇ強いんだぜ？」
三輪「なんだその紹介文……はぁ、AはAで何してんだよ」
「みっ三輪君！？米屋君…！！？」
「あっ……いや、これはその…！！」
貴女「……ランボーな女子達から純粋ちゃんな新之助守ってる」
辻「Aさん……！」
米屋と秀次の登場で顔を赤くしたと思ったら次の瞬間には顔を青くして私から離れる女子達
どころか、バタバタとこの場から離れていった
あー……苦しかった
辻「あ、ありがと……」
米屋「いーのいーの！…所でホントにどしたの？お前が一人でここに来るなんて」
辻「えと……うん…Aさんに、昨日のお礼したくて…」
貴女「私に？」
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みこ - 更新有難うございます！ (2023年1月7日 19時) (
レス) @page13 id: 2b154a99d9 (このIDを非表示/違反報告)
元薺(サイ)だった者(プロフ) - ぽんさん» すいません…教えて下さりありがとうございます…！！完全に忘れていたので指摘して下さって本当に助かりました！！！ (2021年4月9日 18時) (レス) id: 5a1541447c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：元薺(サイ)だった者
| 作成日時：2021年4月9日 17時
