【イナイレ】かたぎじゃない少女は皇帝に仕える忠犬・2 (ページ10)

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57話~なんだかんだで~ ページ10

吉良「あぁ？！んだとぉ！！？！」

二人「「んぐぐ…………ふん！！」」

貴女「ふふっ……ふっ同じ部屋なのに……！！」

二重でお腹が痛い…！！

大谷「意外と…息あってるんじゃないかな〜？」

杏奈「確かに、部屋決めのくじ引きでも同じ部屋になりましたしね………」

貴女「ふふっ………あー笑いすぎた！」

吹雪「Aの笑ってる姿は本当に可愛いよねぇ」

貴女「ごめん今ので笑いが冷めた」

吹雪「え」

稲森「あっ！Aの事ものってるよ！！」

貴女「えっ私の事まで…？」

意外ですね……今回は別にこれといった目立った行動はしてないはずなのに

稲森「神の収める天国と悪魔の収める地獄の境にいる番犬ケルベロス！現る！！

神と悪魔の綱手を引く番犬………だってさ！！」

貴女「無茶苦茶過ぎますよ、だいたいケルベロスって言うのは地獄の番犬であって天国の番犬ではないんですよ？

それならもう仔狐でもいいじゃないですか、その方がいいような気がします」

氷浦「ケルベロスって確か3つの首がついた犬、だったよね？

涎が酸だったりする……」

貴女「そ、忘れたけどケルベロスのいる所には涎か血から生えてくる彼岸花のお陰で彼岸花畑があるらしいな」

氷浦「とあるハープの音をきかせたら眠るっていう話もありますよね！」

貴女「そうそう、それで……」

岩戸「くっ詳しいでゴス……」

鬼道「Aは雑食でな、気になったものは全て調べあげる

故に様々な知識に成通しているんだ」

風丸「それが将軍たらしめる所以だったりしてな」

坂野上「そういえば雷門イレブン時代は将軍って呼ばれてたんでしたっけ？」

将軍か……懐かしいなぁその響き

貴女「今はどうかは知らないけど、忠犬も将軍も割かし気に入ってる

さて、そろそろ私は自室に戻ります

…………士郎、離して？」

吹雪「えー？やだ」

貴女「ヤダじゃない、私は寝たい」

吹雪「じゃあ僕と一緒に寝ればいいじゃないか！」

貴女「は？士郎、離して？」

吹雪「ヤダ」

貴女「…………はぁ…じゃあ寝る前までは一緒にいるから、それで良い？」

吹雪「やった！」

………ほんと、我ながら士郎に甘いな…

岩戸「甘いでゴス………」

万作「なんだかんだであの従兄弟も仲良いんだよなぁ…」