【イナイレ】かたぎじゃない少女は皇帝に仕える忠犬・2 (ページ37)

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84話~とても皮肉な異名~ ページ37

《アジア予選第二試合日本対オーストラリア！

韓国を降し波に乗りたかった日本ですがエースストライカー豪炎寺の欠場が戦局にどのように影響してくるのか！！！》

とうとう始まったオーストラリア戦

今回も私はベンチスタートだが、今回に限って確定で途中交代で参加することになっている

試合前に監督に言われたからな

円堂「皆、俺達は日本代表だ！どんな困難があろうと勝ち抜いていける力を持っている筈だ！

良いか皆！勝つぞ！！！」

「「「おう！！」」」

…………充は今回スタメン

これが試合に今後どのような影響を及ぼすのか分からない

ただこの試合にはそれとは別に何か言い知れない恐怖を感じる

貴女「なんだ……この感覚は………」

こう…背筋がゾゾゾッて……

基山「…大丈夫？Aちゃん、顔色少し悪いよ？」

貴女「………あっいや、大丈夫ですよ」

いけない、いけない、ポーカーフェイスを忘れちゃあいけない

《日本チーム気合いが入っているようだ！それに対するオーストラリアは太陽のサタンという異名を持っていることが判明しました！！

これは一体どういう意味なんでしょう！！》

貴女「太陽のサタン？何ですかその皮肉な名前……」

万作「……また、何か知っているのか？」

またって言うかなんて言うか………

貴女「まぁ………サタンは悪魔、または地獄の王とも言われているんですが、実は堕天した大天使ルシファーの姿だと言われています

ルシファーはそれはそれは大天使という言葉が似合う程立派な羽を6つ生やし

その容姿はまるで太陽のように綺麗で明るい髪に見惚れするほどの目の色彩

明星という2つ名を持つに相応しい美形だったそうです

ですが…………自己顕示欲が強く自惚れやなルシファーは遂に神に反乱を起こしたんです

結果敗北したルシファーは天使の羽根をもがれ異型えと姿を変えさせられ地獄に落とされそのまま王となったと言われています」

剛陣「明星か………明星って何だ？」

岩戸「……ゴワス;;;」

万作「何時もながらに思うが、本当に詳しくな？」

貴女「……小さい時悠馬と一緒に読んだ本がたまたま旧約聖書だったり架空生物図鑑だったりしたんです」

基山「小さい時からそんなに本読めてたの？！」

貴女「英才教育センターでしたので」