【イナイレ】かたぎじゃない少女は皇帝に仕える忠犬・2 (ページ35)

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82話~無敵ヶ原富士丸~ ページ35

稲森「お店のおばさんの話だと帽子を買ったやつはこの辺で良く釣りをしてるって言ってたけど……」

貴女「ん？………氷浦君」

氷浦「！これは………」

とあることに気づき氷浦君に教える

稲森「あっいたぁ！！！」

ほんとだ……釣りしてる…………

私釣りしたこと無いんだよな…釣り針が怖いのと親爺が危ないからするなって言ってたから

したことないんだよな………

無敵ヶ原富士丸も稲森君の大声にこちらに気づいたのか振り返った

無敵ヶ原「ん？…………君達は…」

氷浦「無敵ヶ原富士丸！お前は一体何者なんだ！！」

無敵ヶ原「え？ただの釣り好きな少年だけど？」

氷浦「いや、あのプレイはただの釣り好き少年のレベルじゃない！」

無敵ヶ原「ふーん？…………つまり、僕とまたサッカーやりたいって事？」

氷浦「あぁ！！」

稲森「この前のリベンジだ！！」

貴女「私は勝ったから遠慮しておきます」

しかも今はお腹負傷してるからあまり動きたくないしね

地味にまだ痛いんだよ、これ

剛陣「やられたらやり返さねぇとなぁ……！！」

無敵ヶ原「フッ……」

皆が無敵ヶ原富士丸と戦い始めたのを離れた場所に座り込んで観察する

氷浦「っ！！」

無敵ヶ原「………あれぇ？リベンジするんじゃなかったっけぇ？」

スライディングをする氷浦君を華麗に交わして挑発をする無敵ヶ原富士丸

良い性格してますね…

氷浦「なっ！…今度こそ奪ってやる！！」

氷浦君が突っ込むがまたかわされる

風丸「何てテクニックだ……！！」

剛陣「ラフプレイが得意だって？！話が違うじゃねぇか！！」

稲森「確かに前はそうだったんですよ！！」

吹雪「1体1じゃ拉致があかない、囲いこんで奪おう！」

そして皆いっせいに突っ込む

んー………前はラフプレイのお陰で韓国戦では活躍できた

しかし今回は小回りを効かせた高技術なテクニックでみんなを避けている

あっ違う、避けてるだけじゃなくて人の上にも乗ってるや

…………え？

猿？

無敵ヶ原「ふーん？イナズマジャパンの実力ってこの程度なんだ？」

気づくと皆地べたに座り込んでいた

剛陣「チクショー！！おいA！！お前もやれよ！お前は前回勝てたんだろ！！」

貴女「それ、私が勝てても君達の勝ちにはならないの理解して言ってます？」