【イナイレ】かたぎじゃない少女は皇帝に仕える忠犬・2 (ページ30)

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77話~馬鹿だ馬鹿だとは~ ページ30

次の日

in食堂

《イナズマジャパンのエースストライカー、豪炎寺選手が韓国戦の負傷によりチームを離脱する事が発表されました》

《これは痛いですね〜、絶対的な柱を失ったイナズマジャパンはアジア予選突破が難しくなったとしか言いようがありません》

灰崎「チッ…好き勝手言いやがって」

貴女「………あの今言った人、私の組の人に襲わせようかな？」

風丸「気持ちはわかるが物騒な事は考えるなA」

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砂木沼「おいおい…これでは全く乗れないじゃないか！」

基山「どうした灰崎、さっきからシュートを打つタイミングが少し早いぞ？」

ん？

練習中、朝のニュースを見てからどうやら灰崎君の調子が悪いらしい

坂野上と一緒にパス練をしながら二人を見るとさっきからずっとシュートミスばかりしている

灰崎「チッ…お前がトロ臭いからこうなんだよ！！」

吉良「お前が焦りすぎなんだろ、雑魚が」

灰崎「雑魚はテメェだ！！足引っ張んでんじゃねぇ！！！」

吉良「あぁ？！！核の差ってやつを見せてやろうかぁ！！？」

また喧嘩をおっぱじめようとしてる……

貴女「ちょっと先に戻ってろ、坂野上」

坂野上「え？！あっはい！」

基山「二人とも頭を冷やせ！今は敵同士じゃない、チームメイトなんだ！！」

貴女「いい加減にしろ！お前ら、喧嘩は構わないが練習中にするな！！」

今にもとっ掴み合いになりそうな二人をタツヤ君と共に慌てて止める

灰崎「やる気がねぇならお前なんかと練習しても意味ねぇな！」

吉良「おい！テメェ！！」

灰崎君はそう言って一人でグラウンドからでていってしまった

急いで着いていこうとすると有人先輩が歩いていくのが見えこの場に留まる

貴女「…………馬鹿だ馬鹿だとは思ってはいましたが、まさかここまで貴方達が馬鹿だとは思いませんでした……」

吉良「は？！それどういう意味だ！！」

貴女「…………はぁ」

吉良「あっおい、なんで今俺の方を見て溜め息ついた？………おい、何か答えろよ！おい！」

貴女「…………はぁ」

吉良「おい！！」

もう溜め息しかでないですよ

基山「ヒロトの扱い上手だね？Aちゃん」

貴女「タツヤ君……まぁ吉良君は分かりやすいですしね」

吉良「聞こえてんぞ！コラ！！！」