【イナイレ】かたぎじゃない少女は皇帝に仕える忠犬・2 (ページ23)

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70話~意外な共通点~ ページ23

貴女「おう……おう、頼んだぞ田所

あっ序に父上にもぶっかましといてくれよな、アイツらはそれくらいしねェとやめてくんねぇからよ

じゃあまたな

よォ親爺、こちとら暇じゃねェんだそっちの勝手で何でもかんでも電話かけてくんじゃねェよドァホが

じゃあな、もう変な事しようとすんじゃねェぞ？ちゃんと見張り付けっからな

じゃ」

ﾋﾟｯ

どうやら漸く電話が終わったらしく、携帯をポケットにしまい一つため息をついた

貴女「はぁ…………んで、お話とは何でしょうか？有人先輩！

おや？基山君じゃないですか、基山君も何かお話が？」

基山「高低差で耳がキーンってなる事はあるけど

まさか脳が揺れる錯覚が起こるのは初めてだよ……;;;」

だろうな、俺も初めの頃はそうなってた

鬼道「いや、基山はたまたまだ」

貴女「そうなんですか」

基山「あっ……あぁ………それと、タツヤでいいよ猫屋敷さん」

貴女「なら、私の事もAとお呼びくださいタツヤ君」

基山「うん、改めて宜しくねAちゃん！」

良かったじゃないか新しい友達が出来たな、A

鬼道「そう言えば俺達は何かしら共通点が多いな、な？A」

今、ふと思った

基山「共通点？」

貴女「え？………あぁ確かに言われてみればそうですね

タツヤ君実はですね、私と有人先輩は場所はそれぞれ違いますが同じく施設の出なんです」

基山「えぇっ？！そうだったの？！」

鬼道「あぁ、それに俺達三人は財閥やその道の家庭に身を置いている

基山の場合は厳密に言えばヒロトだがな」

それでも同じ施設で育った仲間やその施設を管理してくれている人とは確かな家族の絆がある

それは何ら家族と変わりないだろうからな

Aと野坂の絆がとても固いように

お前とヒロトとの絆も固いだろう？

基山「………確かに、言われてみれば共通点あるね？

黒門組の組長と父さんは友人関係みたいだし」

鬼道「俺の父さんともどうやら知り合いみたいだしな」

貴女「え"？………何ですかそれ私初耳なんですが

有人先輩に限っては親爺私の先輩だと知ってて態と教えなかったですね、これ

………今度帰ったら叩き斬る」

やっぱり知らされてなかったのか;;;