【イナイレ】かたぎじゃない少女は皇帝に仕える忠犬・2 (ページ22)

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69話~極道コミュニティ~ ページ22

鬼道有人side

ﾋﾟｯ

貴女「はい……はぁなんだよ親爺」

Aにミーティングルームから出て直ぐに声をかけようとしたがおじい様からの電話が来てしまった

基山「ん？……鬼道君、猫屋敷さんは誰と話してるんだい？」

鬼道「あぁ、Aの親爺さん……お爺様と話している

Aの家が極道をやっているのは知ってるよな？」

基山「知ってるよ

確か組の門下生が数多く存在するその道のコミュニティを牛耳ってる黒門組の事だよね？」

確かに知ってるみたいだな……寧ろ妙に詳しすぎないか？凄いな

鬼道「Aのお爺様はその黒門組の十代目組長なんだ

ついでにAのお父上は次期十一代目組長候補で若頭だ」

基山「父さん……あぁ吉良財閥の人ね、んで父さんと偶に会ってる所を見かけるんだ！

まさかあの人が猫屋敷さんのおじいさんだったなんてね」

まぁ似てないもんな、血は繋がってないし

そうか……確かにAん所の黒門組はコミュニティが広くそれこそ芸能界の方や財閥の方にもツテがある

それなら吉良財閥の当主とAのお爺様が知り合いでも不思議じゃない

…………現に知らないところで俺の父さんもAのお父上と知り合いだったしな

貴女「あ"ぁ？いらねェつってんだろ！！変な事すんなって何度言ったら分かるんだよ！！

あっおいコラ親爺話し聞けよ！！

……あ？気迫が足りん？

いや知らねェよ！！何で今ここでそーゆう話題が出てくんだよちったァ人の話し聞けやゴルァ！！」

後ろを向いて電話をしているが明らかに凄い鬼の形相をしているのが分かる

基山「凄い気迫だね……顔を見てなくても恐いよ

猫屋敷さんって組のことになると口がそれっぽくなるんだね」

鬼道「ふっ…俺も慣れるまで時間がかかった」

貴女「おい田所ォ！！お前そこにいんだろ？！変われ、親爺田所に電話変われや

うし、よォ田所よく変わってくれたなァ

ん？おう、あぁ……あぁ…あ"？試合？…そうか見てくれてんのか

それはありがとうな

んで田所、お前に頼みてェ事があるんだ…お前にしか出来ねェ事なんだよ

良いか？もしまた今度親爺が余計な真似やちょっかい掛けようとしてたらハリセンでぶっ叩け

あ？あぁハリセンは私の部屋にあっからそれでぶっ叩け、もし何か言われたら私がやれと命令したって言えや良いさ」