【イナイレ】かたぎじゃない少女は皇帝に仕える忠犬・2 (ページ18)

今日:7 hit、昨日:12 hit、合計:42,012 hit

65話~弟と姉の会合~ ページ18

皆が集まってきたからまた私は部屋の隅に行き皆の様子を見る

これが案外面白いんだよな

稲森「豪炎寺さん！お見舞いに来ました！！」

剛陣「だぁから病院で大きな声を出すんじゃねぇよ明日人！！！田舎モンと思われるだろうが！！！」

岩戸「剛陣先輩も充分大声でゴス」

剛陣「あ」

コントのようなそのやり取りで皆が笑い静かだった病室が一気に賑やかになった

鬼道「一気に賑やかになったな」

豪炎寺「ははっ……」

円堂「豪炎寺、完璧に怪我を治して戻ってこい！俺達イナズマジャパンは必ず世界に行くからな！」

豪炎寺「円堂…」

剛陣「最もその時には豪炎寺さんに変わってこの剛陣鉄之助がエースのポジションに居座っているだろうけどな！！」

病室に一気に変な間が空いた

剛陣「っおい何だよこの間は！！！」

氷浦「すいません…あまりにいきなりのボケだけだからツッコミが遅れてしまって……」

剛陣「別にボケてねぇよ！！」

何て茶番を聞きながら窓の外を眺めていると携帯が震えた

誰かからメール？

貴女「…………！すいません修也先輩」

豪炎寺「ん？どうしたA」

貴女「その……急用が入ってしまい…また今度お見舞いに来ますね」

豪炎寺「そうか……じゃあ次はちゃんとゆっくり話そうな」

貴女「はい！では失礼しました」

病室から出てメールに書かれた場所へ音を立てないように走る

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

貴女「………ここか」

ｺﾝｺﾝｯ

「はい！」

貴女「猫屋敷と言う者です」

「！どうぞ入ってください！！」

貴女「失礼します」

ｶﾞﾗｯ

そっと扉を開けて閉める

メールに書かれた場所、それは

光「初めまして猫屋敷さん！！俺は知っていると思いますが一星光です！

初めまして！！」

彼の病院と病室だ

タクシーで来たからそう時間はかからなかった

突然充からメールが届いた

内容は簡単に言えば

約束通り弟に会っていいぞ、場所はここだから行くなら勝手に行け

って感じだった

貴女「Aで良いですよ、一星君」

光「！じゃっじゃあ俺の事も光って呼んでください！敬語もいりません！！」

貴女「！………ふふっじゃあ光って呼ばせてもらうよ、光も敬語はいらないよ」

光「はっはい！」