【ハイキュー】猫の国出身のもう一人の金髪眼鏡は烏の国に迷い混む【妖怪パロ】 (ページ13)

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十一話~流石に唐突すぎ~ ページ13

襖を物凄い音をたてながら開いて入って来たのはぼく達を助けてくれた狐だった

ただ狐は会った時より驚いた顔をしている

いや驚いた顔するべきなのはぼく達だからね？ミケさん達だからね？

大きな音にびっくりしたんだよ？

貴女「あ…………」

北「！！」

目が会った

前の威嚇のこと謝らないと、折角助けてくれたのに礼一つ言えないのは可笑しい………

貴女「あ……あの…………」

ｷﾞｭｯ

貴女「…………！！」

侑「ぐえっ……」

治「うぷっ……」

なんて謝ればいいのか分からず必死に言葉を探し出して口にしようとした瞬間

何故か狐は治さん達ごとぼくを抱き締めた

北「良かった……目が覚めて…良かった…！！」

……え？………な、何で知らん猫にここまで喜んでくれるんだろう…

貴女「あの……えっ………あの…」

北「良かった……！！」

角名「…はぁ…………北サン、Aからしてみればあなた名前も知らない人…じゃなくて狐なんですから、そろそろ話して自己紹介したらどうです？

後そろそろ狐ツインズ潰れそう」

慌てふためくぼくを見かねて倫太郎が助け舟を出してくれた

北「ん？………あ、ホンマや」

貴女「………大丈夫？」

侑「何とかぁ〜…」

治「三途の川見えた……」

それは…大丈夫じゃないね、うん！

角名「Aは大丈夫？」

貴女「あ、うん…ぼくは別に………」

北「！お前そんな声しとったんやな……風鈴の音みたいな綺麗やな」

貴女「………………」

この人前から思ってたけど………物凄く恥ずかしい事平気で言う人だね？

ミケさん開いた口が塞がらないよ…

北「あぁ、忘れとったわ

俺は北信介、ここ……狐の国、稲荷崎神社村の長を務めとるもんや」

稲荷崎神社村………お母さんから聞いた事がある…確か狐は狐でも狐の国の中で一番心優しい狐達が集まる村

というかここの長ってことは……神様の次に権力と力があるってこと……？

貴女「………A

三毛縞A……猫の国、ごみ捨て村出身地です」

北「！やっぱりお前が………」

貴女「？」

北「ここで逢えたのも何かの縁や

A、倫太郎、ここに住まへんか？」

子供達「「「「「いや唐突」」」」」