【ハイキュー】塩キャラメルっ子の双子の妹はチーズっ子 (ページ10)

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貴女「九話だよ……もり兄眠い」夜久「頑張れ！！後少しだけでも起きろ！！」ページ10

三日後

in牛島宅

牛島若利side

きょうからAがいちにちいえにとまってくれる

このまえとうきょーってところにいったからおみやげをもってくるついでにさそった

するととまりたいとうれしそうにいってくれた

だからきょうはAがとまりにくる

Aのふたごのあにはりょうしんといっしょにでかけてるらしい

せっかくだからさそったがむりだといわれてしまった

貴女「きょうはありがとう、わか」

牛島「いや、ちょうどおやがいないからな………すきなだけここにとまってっていい」

貴女「うん」

AとAのふたごのあにのかんけいはとてもいいほうだとわかる

だけど、AとAのおとうさんはしょうじきそこまでよくない

じっさいにみてみたら、わかった

"差別"というやつだと

Aだけ、おとうさんのしんぞくでおんな

Aだけひだりきき

ただそれだけで、Aはじぶんのおとうさんにじゅうぶんにあいてにしてもらえてない

おれはばかげてるとおもっている

Aはかしこくて、あたまもいい

そしてなにより、だれよりもすぐれたうそをみやぶるちからがある

だから

まえからAはきづいてる

ちちおやにじゅうぶんにあいされていないと

だからそのぶん、あにとおかあさんにあいてしてもってほしいんだろう

牛島「………………A」

貴女「ん？」

牛島「すいか、あるらしいからいっしょにたべよう」

貴女「…………うん」

………おれには、なぜこんなにもいいこなAをきらうかがりかいできない

にもつをおいてそのままりびんぐにいく

空井「おっ若利！その子がAちゃんか」

貴女「………くにみA、よろしく……です」

空井「よろしく、若利と父だよ」

つくえのそばにすわってなにかをいじっていたとうさんはおれたちにきづくとてをとめて

ちかづいてきた

Aはおれのうしろにかくれながらじこしょうかいをした

牛島「とうさん、すいかは？」

空井「ん？おぉこれだな！ほら、若利とAちゃんの分」

貴女「………………」ﾍﾟｺﾘ

牛島「ありがとう」

とうさんからすいかをうけとり、ひのあたるあたたかいところへいってたべはじめる

貴女「………ねむい」

牛島「たべおわったらいっしょにねよう」

貴女「………うん」