【ハイキュー】塩キャラメルっ子の双子の妹はチーズっ子 (ページ13)

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貴女「十二話だよ…日向飛び跳ねないで………」日向「あぁ！ごめんごめん！！！」ページ13

貴女「………！ちーずぐらたん！！」

ほう………今日の夕御飯はチーズグラタンかぁ

Aちゃんは目を輝かせてるからグラタンかチーズが好きなんだな

牛島母「ふふっ………おかわりもあるから好きなだけ食べてね」

牛島「いただきます」

貴女「いただきます」

二人は手を合わせて先に食べ始めた

こうしてみるとやっぱり二人は左利きなんだなぁって実感がわく

………ここの家は代々右利きに矯正してきたから、若利もこの個性を消されてしまうのか

けど、人と違うものを持つのは何かしら役に立つことがある

俺のしているバレーボールだってそうだ

どうにかして若利の個性を守りたいんだがな………

貴女「ねぇ」

空井「…ん？どうした？」

貴女「………まもるんだったら…ひきこんじゃえばいいんだよ

じぶんがすきなものに………」

！？こ、心読まれた？！

すごいな………声に出てる可能性はないし、そう考えると本当に心を読んだのかしか思い浮かび上がらない

でも………そうか、そうすればいいのか！！

空井「助かったよ、ありがとう」

貴女「………」ｺｸﾝｯ

牛島「A、くちのまわりについてるぞ」

貴女「あれ………？………………とれた？」

牛島「いいや、じっとしろ………よし」

なんて微笑ましい光景なのだろうか

お兄ちゃんになったな若利！！

だがな！！

お前も口の回りについてるぞ！！！

空井「ほら、若利もついてるからジッとしていろ………ん、もういいぞ！」

これで綺麗になったな

貴女「……わか………どじっこ？」

牛島「どじじゃない」

貴女「ふーん………」

Aちゃんは本当にマイペースだなぁ

自分で言っておいてそっけなく返事してる

若利もそうとうマイペースだが、Aちゃんも中々にマイペースだ

義母「賑やかですね……」

牛島母「たまには良いじゃありませんか、こういうのも

それに

Aちゃんは可愛いから」

最後のそれが一番の理由だよな？絶対

空井「お前達、もう少し落ち着いて食わないと喉にチーズをつまらすぞ～」

貴女「のどにつまる………って、どんなかんじ？」

牛島「のどがクッてなるのか？」

えっ………えぇ？まさかそう聞いてくるとは思わなかった

空井「んー………こう、喉がキュッて絞れてググってなるかんじ？」