表と裏。 (ページ14)

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(天)(またこの状況か…。2人とも動かないんだけど…。)

「2人ともリビングに移動しよっか…。」

(理)A「う、うん」「あ…うん。」

(天)「コーヒー入れるけど、理はココアがいいよね」

(理)「う…うん。ありがとう、天お兄ちゃん」

A(どーしよ。天さんキッチンに行っちゃったよ…。と、とりあえず何もしないでおこう)

(理)(久しぶりの家だー！お姉ちゃんになる人に会えるって九条さんに聞いてたけど、人見知りの人みたい。私より小さくて顔もかわいいなぁ)

ー天sideー

(あ、2人っきりにしちゃった。まぁ、大丈夫だろうけど…。いや、大丈夫じゃないかも…。よし、3人分入れ終わったし、戻ろうかな)

「おまたせ…」(やっぱり大丈夫じゃなかった…2人とも固まってるし…)

(理)A「ありがとう天お兄ちゃん」「あ、ありがとう」

(Aに関しては来た頃みたいになってるし…)

(天)「A明日から学校だね。用意はした？」

A「あっ…」

(天)「え、もしかして忘れてたの？ん？」(黒オーラ)

A(まって…。、八乙女さんの時みたいなオーラが…。怖いぞ、うん)

「え…えと…うん」

(天)「制服は着て見たの？」

A「ま、まだ…」

(天)「何してるの…。(呆)そうだな、用意してから制服着てみたら？」

A「う…うん。」

Aが部屋に行ったのを確認してから、僕は理に話しかけた

(天)「理、Aはどう？仲良くなれそう？」

(理)「う…うん。Aさんは人見知りなの？」

(天)「みたいだね。でも。お姉ちゃんって言ったらA喜ぶと思うよ」

(理)「やっぱりそうなんだ。うん。呼んでみるね！」

(天)「今回は何日いるの？」

(理)「3日だよ」

(天)「短いね」

(理」「九条さんの用事が3日で終わるみたいだから…」

(天)「そう。でも。無理はしたらダメだよ」

(理)「うん！でも、もっともっと頑張って、九条さんの期待に応えたいんだ。ゼロを超えるのは天お兄ちゃんだと思うけど、私なりに頑張りたいんだ」

(天)「そうだね。体調管理に気をつけて」

(理)「うん！ありがとう。天お兄ちゃん」

(天)「う…ーガチャー「あれ、はやかったね」

A「あの…天さん……何をどうすればいいのか分かりません」

(…っえ？まって？何をどうすればいいか分からないってどういうこと！？)

(天)「どういうこと…？？」

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