54話 ページ11
三ツ谷side
それぞれがバイクに跨り、散らばる。
場所なんて検討もついていない。
俺たちのいる場所から遠いかもしれない。
でも、できることはあるはずだ。
三「八戒、この辺に人を監 禁できそうな場所ってあるか？」
八「ごめん、分かんない…」
三「そうか…。
ありがとな」
もう19時を回った。
おふくろには帰りが遅くなることを伝えてはある。
春生と遥人を当分の間泊まらせることも伝えてある。
だから今は神崎を探すことに集中する。
八「たかちゃん、ドラケンからメール来てる！」
三「なんて？」
八「△△△ってところにでかいコンテナを見つけたって！
一旦そこに集合だってさ！」
三「了解。
ここからだと意外と近いな。
とりあえず向かうぞ、八戒」
八「うん！」
バイクの速度に逆らって当たる風は、今は気持ちいいと感じられるものでは無い。
こんなに乗り心地の悪い
風を浴びている時間が、少しずつ心臓を煽っていく。
ド「三ツ谷！」
三「おう。
1番早く着くと思ったんだけどな」
見渡せば全員いる。
俺達が最後だったか…。
万「とりあえず、ここのコンテナから見てみようぜ」
ド「だな」
この場所には5つのコンテナが建てられており、そのひとつひとつに鍵はかかっていなかった。
もう使われていない場所なんだと思う。
万「A〜、いるー？」
ド「神崎ちゃーん！」
呼びかけても返答はなし。
虎「隣のコンテナに行こう」
場「おーい」
千「誰かいたら返事してくださーい！」
八「いない、みたいだね」
そしてまた隣へ。
そこにも誰もおらず、そのまた隣へ。
場「見張りとかいねぇし、この場所にはいねぇかもしれねーよ」
三「確かにな…」
最後のコンテナへ。
八「おーい、誰かいるー？」
三「神崎ー！
いたら返事してくれー！」
やっぱりここじゃないか…。
ジャラリ＿＿＿＿＿
パ「なんの音だ？」
ぺ「猫か鼠がいたんじゃねぇーの？」
ジャラリ＿＿＿＿＿
ス「やっぱり誰かいるんじゃないか？」
ア「奥行ってみる？」
ム「それが早いだろう」
夜「では行きましょう」
薄暗い中を進むとそこに見えたのは…。
虎「鎖だ」
万「これどこに繋がってんの？」
長い鎖を辿ると辿り着いた場所には人影が。
パ「おいおい…」
ぺ「まじかよ…」
三「神、崎…？」
そこにいたのは、意識がなく床に横たわっている神崎だった。
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涙(プロフ) - SAYAKAさん» ありがとうございます！m(*_ _)m (2022年1月6日 14時) (
レス) @page3 id: 2028531211 (このIDを非表示/違反報告)
SAYAKA(プロフ) - 涙さん» 大丈夫ですよ！頑張ってください！応援してますね！ (2021年12月31日 15時) (レス) id: 1c8c26f457 (このIDを非表示/違反報告)
涙(プロフ) - SAYAKAさん» ありがとうございます！多分間違えて押してしまっていました💦教えて下りありがとうございます！ (2021年12月30日 13時) (レス) id: 2028531211 (このIDを非表示/違反報告)
涙(プロフ) - みかん好きさん» ありがとうございます！ (2021年12月30日 13時) (レス) id: 2028531211 (このIDを非表示/違反報告)
SAYAKA(プロフ) - オリジナルフラグがたってますよ！更新楽しみにしてます！ (2021年12月30日 13時) (レス) id: 1c8c26f457 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：涙 | 作成日時：2021年12月5日 19時
