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4話 ページ7

ケータ「いや、これは、その…。」



手を放しながらオドオドする少年。



ケータ「放っておいたら…本当に消えちゃいそうな気がして…。」



…確か…妖怪マスターの天野 ケータだっけ。



『いいでしょ?消えようが消えまいが、私の勝手。』



ケータ「そんなの…そんなの悲しいじゃん!」



…分からない。



私一人がいなくても一緒なのに。



…そのくらい、とっくの前から知ってるのに。



そうやって思ってもないこと言う奴が……一番嫌いなんだよ。



『私はパッと出のEランク妖怪なんだよ。


カーストの一番下に存在するの。


…人間だった頃も妖怪になってからも…いつだって私はカーストの底辺なんだ。』



ケータ「え…人間だったの?」



『1年半前までは、ね。


…自ら命を絶ったことで、私は妖怪となった。』



ケータ「それって…、」



今も生きている人には分からないかもね。



自ら命を絶つ人の気持ちなんて。



ケータ「…A。」



『ん。』



ケータ「オレと友達になってくれないかな。」



突然のその言葉。



…人間と友達になるとか…普通にあり得ない。



『無理。』



ケータ「…そっか。」



思った以上にあっさりだな。



その方が楽だしありがたいけど。



ケータ「でも、諦めないから!」



『…あっそ。』



さて、帰るか。



ケータ「またね!」



『ん。』



ジバニャン「…オレっち達空気ニャンね。」



ウィスパー「ウィス…。」








5話→←3話 ケータside



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ユウ - 桜柚季さん» エンマいいですよね!この先出番増えますよ!(多分)オロチ好きなのでかっこ可愛く書きたいと思っているので、そう言っていただけて嬉しいです!本当ですか!?とても嬉しいです!!ありがとうございます、頑張ります!! (2019年2月20日 19時) (レス) id: d8253c3587 (このIDを非表示/違反報告)
ユウ - 夢桜さん» そんなところですかねwwwありがとうございます! (2019年2月20日 19時) (レス) id: d8253c3587 (このIDを非表示/違反報告)
桜柚季 - コメント失礼します!私、エンマ大王様が好きなんですが、このお話のオロチがイケメン過ぎて惚れ直しました!あとこの小説の書き方が凄く好きです(*´>д<)更新頑張って下さい!長文失礼しました(><) (2019年1月25日 15時) (レス) id: a69a8eac68 (このIDを非表示/違反報告)
夢桜(プロフ) - オロチのツンデレ発動か?o(*゚∀゚*)oカワエエノ (2019年1月24日 17時) (レス) id: 505f8e7c76 (このIDを非表示/違反報告)
ユウ - 竜姫さん» ありがとうございます、頑張ります! (2018年11月21日 13時) (レス) id: 7edef4109e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:心月美玲 | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2018年4月19日 15時

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