総統の幼なじみ2…ht ページ41
とある夜。
時刻は午前零時を指すくらいのこと。
グルちゃんからの司令で夜中に総統室に呼び出された俺とシャオロンは唐突に昔話を聞かされた。
gr「俺には大切な幼なじみがいてな。
その幼なじみは、敵国、ルーマソ国に囚われている。
俺は、アイツを助けたい。
そこで。ひとらんとシャオロンに頼みがある。」
グルちゃんから直々の願い。
それは滅多にないことで。
なんで俺たちを選んだかは不明だが、
きっとグルちゃんには助け出すならこの二人がいいと思ったんだろう。
gr「相手国の城を壊しても構わない。
どんな手段を使ってでもいい。
…アイツを、Aを助けてくれ…」
小さくなっていくグルちゃんの声。
最後にギリギリ聞き取れたのは、
無事でいてくれ、という言葉。
かなり心配しているんだな、そう思ってると同時に総統室に入ってくる二人の人物。
zm「なら俺、一緒に着いてって暴れてくるわ。
それくらいした方が城の警備が手薄になるやろ？
そしたら、ひとらんもシャオロンもそのAってやつ探しやすくなるはずや。」
rb「俺もホントは着いて行きたいんやけど…
でも俺には無理や。
ゾムみたいに力ないし、暴れられへんし。
だから、俺はモニター室からルーマソ国のカメラハッキングして三人に指示出すわ。」
だからちゃんとインカムしていってな。
そう付け加えたロボロ。
強い味方が増えた、そう思った俺とシャオロンはニヤッとした。
ht「これは成功させなきゃね。」
sha「だな。こんなに強い味方がおるし。
…失敗は許されへんな。」
ht「うん。」
gr「…頼んだぞ、四人とも。」
その言葉を背に、四人は総統室から出た。
途中でロボロと別れ、我々城の外へ。
真上にある満月はいつもより大きい気がした。
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我々だ大好き(プロフ) - コネさんの大好きな歌なので感動しました…！ (2019年6月24日 17時) (
レス) id: c0892606ed (このIDを非表示/違反報告)
月 - シャオロンのやつがなぜか泣けた！ (2019年5月25日 20時) (レス) id: 235ab58054 (このIDを非表示/違反報告)
みおう(まふそら)(プロフ) - 仁菜さん» ありがとうございます！！この作品でそう言ってもらえるとは思っていなかったので凄く嬉しいです！更新速度は亀よりも遅いですが、これからも頑張ります！！ (2018年12月10日 1時) (レス) id: 3b075dcde1 (このIDを非表示/違反報告)
仁菜 - すごく好きです泣きました (2018年12月9日 0時) (レス) id: 579ea2128a (このIDを非表示/違反報告)
仁菜 - すごく好きです泣きました (2018年12月9日 0時) (レス) id: 579ea2128a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みおう | 作成日時：2018年9月30日 22時
