唯一の女性は1…ut ページ36
『グルッペンさん、たまには少し休んでください。』
『ゾムはもう少し静かにして。』
『トントンさん手伝います。』
今日も僕らの家には、
可愛くて、優しくて、素敵な、女性の声がする。
元々、この家には女性なんて一人もいなかったのだが、
とあることがきっかけでこの家に住むことになった。
――それは、約一年前の春の出来事。
久しぶりに全員が揃ったある日。
げどちゃんが作った昼食をみんなで食べていた。
ゾムの食害から逃げるが捕まってしまったシッマ、
止めようともせずただただ笑っているロボロ、
盛られた料理を綺麗に食べるマンちゃん…。
そんないつも通りの風景を見ていた時のこと。
突如家中に鳴り響くインターホン。
みんなが一瞬にして、シン…と静まり
互いに顔を見合わせた。
一体誰が宅配便を頼んだのか、それとも来客か、などといった考えがみんなの頭に浮かぶ。
が、その考えは二度目のインターホンの音とグルちゃんの声で消えた。
gr「ちょっと見てきてよ大先生。」
ut「うぇっ！？僕ぅ！？
まぁ、ええけど…」
zm「大先生、俺も一緒に見に行くで行こうや！」
そう言われた直後、肩を組まれ玄関の方へ向く。
後ろでシッマが助かった…と小さく言っていたが、
ゾムが隣でふははは、と笑い、
zm「シッマ、昼の分は夜やってやるからな！
楽しみに待っとけよ！」
そう言ったゾムは上機嫌に僕を連れて歩き始めた。
後ろでシッマがマジかよ…と言ったのはいうまでもない。
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我々だ大好き(プロフ) - コネさんの大好きな歌なので感動しました…！ (2019年6月24日 17時) (
レス) id: c0892606ed (このIDを非表示/違反報告)
月 - シャオロンのやつがなぜか泣けた！ (2019年5月25日 20時) (レス) id: 235ab58054 (このIDを非表示/違反報告)
みおう(まふそら)(プロフ) - 仁菜さん» ありがとうございます！！この作品でそう言ってもらえるとは思っていなかったので凄く嬉しいです！更新速度は亀よりも遅いですが、これからも頑張ります！！ (2018年12月10日 1時) (レス) id: 3b075dcde1 (このIDを非表示/違反報告)
仁菜 - すごく好きです泣きました (2018年12月9日 0時) (レス) id: 579ea2128a (このIDを非表示/違反報告)
仁菜 - すごく好きです泣きました (2018年12月9日 0時) (レス) id: 579ea2128a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みおう | 作成日時：2018年9月30日 22時
