私は貴方に愛されたい (ページ5)

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5.深澤くんページ5

past you side

深「雪さんなぁに？てかこの子達1年生？」

雪「そーそー、なんかこの子達深澤くんのことかっこいいってさ笑」

深「雪さんそんなことで呼ぶなよわら
1年生かぁ、なんて名前なのぉ？」

環奈「環奈です！！」

この人随分とおっとりしたというか気だるそうに話すなぁ

思ってたより優しい人なのかな、、？

てか近くで見るとほんと、、

深「へぇ、環奈ちゃんかぁ、かぁいい名前だね
隣のちっちゃい子はなんて言うの？」

A「へっ？？、、、」

ダメだ魅入られている私！完全に目が離せなくて思考が停止してしまっていつの間にか立ち尽くしてしまっている、、！

てかちっちゃい子だぁ、、、？

A「えっと、Aって言います。
てかちっちゃい子って何ですか！失礼だなぁ、、」

深「ふはっ笑ごめんごめんだって環奈ちゃんよりちっちゃいじゃん笑 Aちゃんね笑よろしくね〜」

そういって深澤さんはへにゃっと笑った。

雪「ったく深澤くんはちょっとかっこいいって言われたからってさー笑 2人とも気をつけなねー？こいつクズだから笑」

深「だって雪さんが呼んだんじゃん笑
ってかクズってなんだよクズって！！！」

A「確かにクズそうですよね」

深「おぉい！意外と可愛い顔して舐めてるなぁわら」

A「だからチビじゃないです！！！」

深「ふはっ怒ってんの？？じょーだんだってよしよし笑」

そうしてむうっと顔をしかめて深澤さんを睨んだ

てか今可愛いって……

深澤さんの言葉を思い出して段々と熱く顔が赤らんでいくのが分かった。

深「顔赤くなってんじゃん笑そんな怒んなってぇ」

そういいながら深澤さんは私の顔をむにゅっと掴んだ

雪「ちょっとー深澤くん距離近すぎ笑」

雪さんに言われてへいへいと深澤さんは私の顔から手を離してまたとぼとぼと練習に戻っていった。

なんなんだあの人。発見した時とはまた違う感覚に自分でも訳が分からなかった

環奈「完全にAと仲良くなってんじゃんか！
ずるい〜環奈も深澤さんともっと話したかった〜」

A「いや、なんか第一印象と話した感じ違いすぎて
てかすげぇ意地悪じゃない？あの人、」

環奈「A可愛いからいじられただけでしょ〜笑」

なんて会話をしているとなんとなく、どこからか視線を感じた気がした。