白濱先生へ。［私の高校生活］

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貴方side



今日も委員で保健室行かなきゃ…。


でも、先生に会えるって思ったら、行く気が出てくるんだ。




貴「失礼します。」




すると、女子生徒がベッドに寝転がっていた。




亜「おいおい、早く帰れよ？もう痛いところないんだし。」




女「無〜理〜！」




亜「彼氏に浮気されたからって、保健室に駄々こねに来なくったって。」




女「じゃあ…白濱先生、あたしの恋人になってくれる？」




えっ！？




亜「…あっ、佐野。」




女「まぁいいや〜バイバーイ。」






女子生徒は、保健室を出て行った。






亜「悪い…あいつ、彼氏に浮気されて…」




貴「分かってます、全部見てました。」




亜「…そう。」





どうして…こんな強気になっちゃうの…！


私はいくら頑張っても…


亜嵐先生の…1番にはなれないから。






亜「佐野…部活はどこ入るんだ？」




貴「まだ決まってないかな。」




亜「もう入学して、けっこう経ってるよ？」




貴「まだ分からないし、決められないもん！」




亜「じゃあ……俺の部活入る？」




貴「俺のって…先生が顧問の？」




亜「そうだよ。」





何の部活なんだろう…。


きっと、女子がたくさんいるんだろうな。





亜「その部活は、サッカー部。」




貴「サ、サッカー？何言ってるんですか、私、女ですよ？」




亜「サッカー部入るのに、男も女も関係ないでしょ？」




貴「そうですけど…」





サッカー経験は、中学までやってたけど…




貴「流石に不安ですよ…」



亜「顧問の俺が、少しかばってあげるから。」




先生は…私に入ってもらいたいのかな。



でも入ってみよーかな…









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