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10話 ページ11
涼太side
夜。
もう遅いし、ベッドに入って寝ようとした時、
誰かからメールが届いた。
［龍友］
龍友から…？
龍友［勉強会、Aちゃんも誘っといたからな？がんばれよw］
A！？/////…来るの！？
［聞いてないけど〜！？まっがんばる…。］
送ると、すぐに返ってきた。
龍友［明日しかチャンスはないで！？ちゃんと連絡先、聞き出せよ？じゃおやすみ〜(-_-)zzz］
連絡先……かぁ……
亜嵐みたいに、俺も幼馴染だったらなぁ。
すごく仲良くなれたのに。
てゆーか、亜嵐ってAが幼馴染なのに、好きになることないのかな？
Aってすっごく可愛いし、学校でも有名なのに。
亜嵐が好きになっても、おかしくは無いよね？
でも一応、応援してくれるって言ってたし…そんなことないかっ！
だけど…
亜嵐は、俺と違って…Aをよく知ってる。
きっと、嫌いなものや好きなもの、何でも知り合ってる。
それに比べて、俺は…
Aに連絡先を聞き出すことも出来ない。
いっそ…亜嵐になりたいよ…。
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作者名：みっぷー | 作成日時：2018年8月19日 16時
