非リアで何が悪い！ (ページ7)

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You side

-次の日お昼の食堂-

『ねぇ…華って運命を……信じますか！？』

華「何よ、いきなり笑」

『やっぱり信じないよねー！あたしも信じてな…』

華「信じてるよ。」

『はぁーー！？』

華「運命ってその人と、何かしら縁があるってことでしょ？」

『い、いやぁ…わかんないけど。』

華「まさか、運命の人に出会ったの？」

『なっ…！？違うし！本当に違うから！』

華「動揺し過ぎじゃなーい？」

ったく…華は感があり過ぎ。

華「んじゃ私、委員会あるからー。」

『バイバーイ。』

はぁ…華も信じてるだなんて。
いやいや！だから何よって話！！

別にあたしが信じなきゃ、いいんだもん！

ｶﾀﾝｯ

誰かが、あたしの隣にご飯のお盆を置いた。

龍「隣いい？」

『数原っ！？ちょっと…！！』

数原は、あたしにピタリとくっついてきた。

『もうちょっとそっちに行ってよ…。』

龍「ええやん別に。」

『だ、だからっ…周りの視線が痛いの…』

数原は、けっこう人気者って聞くし…
モテる…とか…。

龍「なら…付き合ってるってことにしたら、いいんちゃう？」

『えっ！？そういうことじゃ…』

あたしの顎をクイッと持ち上げる、数原。

『待っ////』

龍「カップルって思ったら、見ーひんやろ。」

『っ…///！』

キスする瞬間、誰かが数原の手を離した。

？「ごめん良いムードだったのに。笑」

その人は、
あたしと数原の真ん中に、入ってきた。

龍「何してんねん、涼太！」

『りょ、涼太？』

涼「あっ俺は、片寄涼太！龍友くんの親友かな！」

『…片寄くんか、あたしは…』

涼「粕谷 Aちゃんでしょ？涼太でいいよ。」

な、なんなのこの人はっ！？

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