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｢⋯⋯俺たちも行こっか｣
｢う、うん｣
ど、どうしよう。
井田くんと登校なんて予想してなかったから
な、何を話せば⋯⋯。
｢あ、そうだ｣
｢え？｣
足を急に止めて、私を見つめた井田くん。
な、何⋯⋯？
｢昨日くれたクッキー、すげぇ美味かった。ありがとう｣
｢あ、うん⋯⋯！喜んでもらえてよかった｣
手作りのお菓子を渡すなんて迷惑なんじゃないかなって
正直迷ったけど、美緒ちゃんに背中を押されて渡すことが出来た。
｢井田くん、甘いのとか平気だった？｣
｢ああ。甘いのは結構好きだよ｣
｢そっか。じゃあ部活でお菓子作ったらまた渡してもいいかな？｣
｢楽しみにしてる｣
嬉しいな⋯⋯。
それに────
｢⋯⋯⋯⋯。｣
この優しい笑顔を見るたび、井田くんへの好きが溢れていく。
｢ん？どうした？｣
｢あ、何でもない⋯⋯！｣
ちょっと見つめすぎちゃったかな。
熱くなった顔を誤魔化すように私は井田くんから視線を逸らすと
学校に向かって、歩き始めた。
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ゆきりん(プロフ) - 更新楽しみにしています✨ (2022年8月20日 20時) (
レス) @page5 id: cc3b328325 (このIDを非表示/違反報告)
minori012399(プロフ) - 更新してください (2022年7月3日 23時) (レス) @page5 id: c1863a9135 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきりん(プロフ) - 好きな小説が増えました❤️更新楽しみにしています💓 (2022年7月3日 10時) (レス) id: cc3b328325 (このIDを非表示/違反報告)
菜摘(プロフ) - 更新してほしいです！ (2022年6月30日 2時) (レス) @page5 id: 59215fe216 (このIDを非表示/違反報告)
夏花(プロフ) - 更新してほしいです！ (2022年6月28日 17時) (レス) @page5 id: 02a85a9b21 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：茉白 x他1人 | 作成日時：2021年10月26日 0時
