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「なんでだ!!」
バシっと机を叩きながら立ち上がる如月。こいつアホなのか？今自供したじゃないか。
「貴方、今自分で言ったでしょ『相手の女は死んでいて段々辞められなくなった』と。私が聞いたのは追いかけた理由。さっき言ったことが理由なら貴方は必然的に今までの連続殺人の犯人だと認めているようなもの。そして何より貴方が所持していた刃物と、あるお店でキサラギという人物が買った刃物の品番号が一致したのよ。」
「糞ォ、てめぇらなんかに俺の気持ちが分かるのかよ!!税金で飯食ってるような奴らが偉そうな口聞くんじゃねぇ!!」
「てめェ……。」
拳を構えて如月を殴ろうとする陣平に「落ち着け」と声をかければ我に返ったかの様にすっと構えをといた。
「いいか覚えとけ。世の中にはやって良い事と悪いことがあんだよ、それを見極めきれねぇ様なやつがあれやこれや言える立場じゃねぇんだよ。」
冷淡に語る陣平。如月はクタリと脱力し、椅子に座り机に突っ伏した。如月を部下たちに任せて私と陣平は部屋を出た。
「いやー、お見事だAくん。今日はもう遅い報告書は明日にでも頼むよ。」
「分かりました。お疲れ様です。」
と言って陣平と一緒に警視庁を出た頃には時計の針が12時を指していた。私のデミオは警視庁の駐車場に停めたままにしておきたいのでふたりで歩いて帰ることになった。
「ったく、あの狸見てるだけで何もしねぇじゃねぇか。」
「まあまあ。」
狸というのは目暮の事で陣平は一課に来た時からそう呼んでいた。言っても本人には目暮警部と言っているけど。初めて聞いたとき狸はどうなんだと思ったけど私も自分よりすごく年上の人を目暮なんて呼び捨てしているから言えたことじゃない。
流石に本人がいるときは私も目暮警部呼びをするけど……。
グッと腕を引っ張られたかと思えば私の腕に絡まる陣平の腕。勿論私が怪我してない方の腕を絡ませてくれた陣平に少しひっつきながら仲良く家まで歩いた。
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明里香(プロフ) - 35話、意識は底でじゃなくて、意識はそこでです。 (2022年9月10日 20時) (携帯から) (
レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
藍愁(プロフ) - 明里香さん» 教えてくださり有難うございます。修正しました。 (2022年9月10日 11時) (レス) id: be748264db (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 35話、ただなだけすをって何ですか。 (2022年9月7日 23時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 25話、いらっしゃら無いじゃなくて、いらっしゃらないです。無いと漢字にはしません。いらっしゃらないで一単語です。 (2022年9月7日 23時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 21話、必要なは無いからじゃなくて、必要は無いからです。 (2022年9月7日 22時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：壱 | 作成日時：2022年1月28日 17時
