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カフェを出て、ショッピングモールの中にあるお店を見ていたらもう日が傾き始めていて、そろそろ帰ることになった。




「帰る前に銀行寄っていい?貯金しときたい。」



「ああ。んじゃあ俺は近くのコンビニで煙草でも買って待ってるぜ。」




「わかった。」



陣平に了承を得た私はショッピングモールの近くにある銀行に足を進めた。





さっと貯金をして帰るつもりだった予定が急変した。何故なら強盗が入ったから。全くどうしたものか周りを見れば江戸川ちゃんこと工藤ちゃんが居るではないか、彼は何故こんなに事件に巻き込まれているのだろう。




強盗犯が銀行内に居た人から携帯を回収しているのに紛れて私は江戸川ちゃんに近づいた。



「今日は何で此処に居るの?」



私を見た江戸川ちゃんはびっくと体を反応させ私に向き直った。


「蘭姉ちゃんと一緒に用事があって……。」


「そんなに警戒しないでもらっていい?安心して江戸川ちゃんの秘密をバラしたりするつもり無いから。」




「そーかよ。」



秘密をバラさないと言った途端工藤ちゃんが全面的に出てきて少し驚いたがまぁ良しとしよう。しかしまた生意気な小学生だ中身が高校生だから許せるけど……。」




「毛利ちゃんは何処に居るの?」



「あそこ。」



私達がいる場所から少し離れたところで強盗犯に拘束され始めていた。どうしようかと考えていると私のところにも強盗犯の仲間が来て手を出すように指示された。




ここで反抗しても周りに被害が及ぶ可能性が高い為私はおとなしく手を出した。他の人達を見れば銀行内に居たほとんどの人が手を後ろで結束バンドで縛られていた。




そろそろか、




「すいません、私お手洗いに行きたいのだけど。」



作戦開始と行きますか。





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明里香(プロフ) - 35話、意識は底でじゃなくて、意識はそこでです。 (2022年9月10日 20時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
藍愁(プロフ) - 明里香さん» 教えてくださり有難うございます。修正しました。 (2022年9月10日 11時) (レス) id: be748264db (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 35話、ただなだけすをって何ですか。 (2022年9月7日 23時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 25話、いらっしゃら無いじゃなくて、いらっしゃらないです。無いと漢字にはしません。いらっしゃらないで一単語です。 (2022年9月7日 23時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 21話、必要なは無いからじゃなくて、必要は無いからです。 (2022年9月7日 22時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2022年1月28日 17時

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