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松「おい、起きろよ。チッ……。」
少し低い声と舌打ちの音で目を覚ました私は、ゆっくりと目を開ける。すると私の目にドアップで映る松田の顔。
ドクンと以前のカレーの時のような感情が湧き上がる。これが何なのかは自分でも理解している。萩原と過去の事を話してからどうも松田のことを変に意識してしまう。
まずいな……。
松「起きたんなら行くぞ。」
「はいはい。」
私が寝ている間にバスは目的地に到着したようで松田と私以外がもう外に出ていた。それぞれ水着に着替えて合流することになり私はナタリーさんと更衣室に入った。
一緒に着替えてて思ったのがナタリーさんのがすごく大きい。まぁ何がとは言わないけど。言ったら伊達に殺されそうだよ、伊達はお父さん感が強いから。
ナ「Aさん……可愛い。」
私の水着を見て可愛い可愛いと連呼するナタリーさん。「恥ずかしいので辞めてください」と声をかければ「キャー可愛い」と抱き締められる。
ちなみに私の水着は白のフリルが付いたビキニに白の大きめのラッシュガード。買ったときにサイズが大きいのしか無くチャックを閉めると下に何も履いてないように見えてしまうのでチャックは開けとくことにした。ナタリーさんは水色のスカートタイプのビキニ。伊達と一緒に選んだらしい。
会って話したのは今日が初めてだけど、ナタリーさんとは気が合いそうだ。
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作者名:藍愁 | 作成日時:2022年1月27日 19時