彼氏.旦那が…【実|況|者】

策略家【P.-.P】 ページ40

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『Aちゃん』



「ん？」




『今日も教科書忘れてきちゃった…。』





何なのこの子、







ドジっ子(男子)なのかしら。









最近席替えをした。



私の隣の席になったのは皆に




ぴーぴー


と呼ばれるメガネの男の子。






昔の彼を知らないけれど、



結構な頻度で教科書を忘れてくる彼。







尋常じゃないドジな人なのだろうか。







「何でそんなに教科書忘れてくるかなー。」





頭をぽりぽりとかくと





ごめんねー、と言いながら笑うぴーぴーくん。






この人本当に悪いと思ってんのかな、

そう心の中で思ってしまう。






「前からこんなに忘れてくるタイプだったの？」




『んー、いやぁ？』




言葉を濁す彼に疑いの目。





『そんな顔しなくてもいいじゃんー』





前までは忘れ物なんてしなかったよ？



そう言った後に





先生に私たちは私語を謹めと、怒られた。









『Aちゃんとと話がしたいから、
教科書忘れてきてるんだよ。わざとね？』








そう聞くことになるのは、また別の話


−−−−−−−

改めましてこの作品のお気に入り登録100人
誠にありがとうございます(；＿；)
嬉しい限りです、本当に！

まだ書き始めて全然たってないですけど、
たくさんの人に面白いと思って
いただいており、光栄です！

これからもよろしくお願いします！

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