彼氏.旦那が…【実|況|者】

朝の香り【rtrt】 ページ26

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「…おはよ〜」




パタパタと階段を降りれば、


つい先日まではなかった香りが立ちこめる。



『あ、レトさんおはよう。』






Aに朝から会うことに、
まだまだ違和感がある。



おはよう、その一言でさえ
恥ずかしさを感じてしまう。




同棲…出来てるんやなぁ。


そうしみじみと幸せを噛み締めたくなる。







台所に立つAのことを後ろから抱きしめる。


『…あ、あの。』




戸惑っている。



A、可愛い。







「今日の朝ごはん、ええ匂いや。」






今日は拒まない日か。




『レトさん、ちょっと邪魔かな。』




俺の腕からすり抜けようとする。






「…まだ…。」


Aにこうしてたい。




我ながら恥ずかしい事言ったもんだ。





『…。』



「なぁ、A？」



『ん？』



「ご飯作ってくれてありがとうな。」









これからも、一生俺にご飯作ってや。





またまた、恥ずかしいことを言ってしまった。






(…レトさん…恥ずかしい…です。)

(いや、絶対俺の方が恥ずかしいわ。)

ツンツン【ky】※黎譁様リク→←大事なお話がございます。【gmtm】

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