彼氏.旦那が…【実|況|者】

大事なお話がございます。【gmtm】 ページ25

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《ともくん。大事なお話があるから、
実況撮り終え次第、家に来て。》





その言葉が、俺のケータイの方に入ってくる。





ドクッと心臓が鳴る。




嫌な事ばかりが思いついてしまう。






最近Aと喧嘩をした。




些細なことだった。

けどもAは相当怒っていた、





気がする。









ともくんとはもうやっていけない、
別れよう。




そう言われるのかな。






最近プロポーズもしたのに、

プロポーズの返事を聞くことなんかよりも



喧嘩をしてしまったし、


返事を聞く前に別れが来てしまう、


そう決まったわけでも無いのに
感覚的にそう思ってしまった。








Aの家に着くと、神妙な面持ちだった。




もう俺が振られるの確定だな。





心の奥底でそう言う。








『ともくん。』


「…はい。」





『大事なお話がございます。』



「…はい。」





部屋は静かだ。






俺の心臓だけがうるさい。







『…出来ました。』


「…え？」







ともくんと私の間に、
可愛い赤ちゃんができました。






Aが発した言葉に

俺はたぶん顔をポカンとさせていたことだろう。








赤ちゃん、赤ちゃんができたんだ。




「え！本当に？！ほんと？！」


赤ちゃん、という言葉に嬉しさを感じる。



『うん、ホントだよ。』




確かに最近Aは体調が悪そうだった。



今日、病院に行ったのだろう。
そうしたら、産婦人科に回されたのかもしれない。







「A。俺今すごい嬉しいよ。」



涙が出そうになる。

俺がお父さんになるんだ。



そうなんだ。





『ともくんがパパになるんだよ。』



「…そうなるんだね。Aありがとう。
結婚…してくれるよね？」





プロポーズの返事がもらえそうだ。







Aは少し頬を染めて、
縦にコクンと頷いた。





(男の子かなぁ、女の子かなぁ。)
(どうだろうねー？)
(元気に生まれてきてほしいな。)


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ほんわかがみちゃん
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ありがとうございます(；＿；)

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