彼氏.旦那が…【実|況|者】

妬かせたいお年頃【ky】 ページ23

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レトさんを通じて知り合った女性Aさん。






レトさんと同い年の彼女は、
俺よりも年上で、大人びていた。





同年代には無い、美しさがあった。









俺はそれに惹かれたんだろうな。






『キーヨくん』




俺の頬をプニッと指で刺すAは

いつの間にか時の流れで俺の彼女になっていて、






まぁ、俺が頑張ったんだけど、
俺が告白したんだけど。






「なにー？」




ケータイを触りながら、
Aの呼びかけに応答する。






『キヨくんさーあ？』






最近、浮気したでしょ？







その言葉に、引っかかった、今回こそ
俺の勝利だ。




そう、心の中でガッツポーズした。






『いや？してない。』



浮気じゃ無い、ただ、女の子と遊んでただけ。
気持ちも無いし、女としても見ていない。






俺の眼中にあるのはAだけ。







「でもねー、キヨくん？私分かってるんだよ？」


『…なにが？』









キヨくん、私にヤキモチ妬かせたいんなら

もっと上手にやらないと、ね？








その言葉に、形勢逆転。

まさかの、敗北宣言を下される。






俺の気持ちがAに見透かされている。




「…年上ぶって、腹立つ。」


口からそう出てしまっていた。






『もっと、私に妬かせるの、
上手にできるようになったら、褒めてあげる。』






なんて、年上の女性を見せてくるもんだから、

いつまでも俺はAを


追いかけてしまうんだろうなぁ、




こんなところも魅力的だなぁ、


なんて思ってしまった。






(妬いてくれてもいいじゃん…。)
(ふふっ、キヨくんがもっと大人にならないと。)
(はぁ…。)
(キヨくんのそういうところも可愛く好きよ？)
(…あーもう。)


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年上女性に弄ばれるキヨが書きたかった…
30分で4作書いたうちの一つです(^O^)

理由【rtrt】→←誤魔化シ【rtrt】

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