彼氏.旦那が…【実|況|者】

可愛いですね。【ky】 ページ3

俺がパソコンに向かい、動画編集をしている時は
基本的にAが作業部屋に近づかない。


俺が実況者を始めてから
暗黙の了解のように、そうなっている。


隣の部屋からテレビの音とか聞こえてこれば
テレビ見てるんだろうな〜。

俺も早くAと一緒にテレビみてえな。
なんて思って、編集がはかどっちゃうわけで。


けども、今日は部屋から音１つ聞こえない。

あいつほんとに部屋にいんのかな。

部屋に行き、Aが何をしているのか
確認をしに行く。

『おーい、Aー？』

いつもなら、はーいとか
返事をしてくれるはずなのに。


『おーい…あ。』

テレビの前のソファーに
毛布をぬくぬくとかぶって寝ている俺の彼女。


はー、もう可愛いすぎんだろ。



寝顔も可愛い。
寝ている姿も可愛い。




もう、食ってしまいたい。





…いかんいかん。


『おーい、起きろー』
「んっ…うぅーう」

俺に何かを伝えたげだ。


「んぅ…キー…ヨー。きよぉ？」



何こいつ、俺の夢でもみてんの？
可愛すぎだろ。


名前を呼んでいるかと思ったら
次第に眉間にシワを寄せ、手で何かを探し始める。


「きぃーよお。…んーぅ」



俺のこと探してんのかな。


『はいはい。Aさん。
俺はここにいるけど？』


そう言いながら伸びた手に俺の手を合わせる。


「きよお？ふぅ…うふふ」


笑いながら、指を絡めてくるA。
もうそんなことされたら、俺耐えられなくなる。



『ばか。俺の気持ち考えてそういうことしろ。』

前髪が上がった、Aの額にキスをする。



あぁ、俺こいつのことすっげえ好きなんだなぁ…



あー、俺も寝ちまおうかな…。






(ちょっと！キヨ！何してるの！)

(んぁ？あれ？俺寝てた？)

(それも私と恋人繋ぎしてる！なに？！)

(はぁ？！お前が先にしてきたんだろうが！)

(そんなの記憶にないもーんだ)


−−−−−−−

可愛いカップルですね。素敵です。
というか、キヨさん好きです。

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