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story.9 ページ9

それからいつも通りいろんな話をしながらケーキ屋さんに向かった


けど駅前が思ったより混んでいて



洸希「思ったより混んでますね…」





例えるなら原宿の竹下通りてきな…。






とりあえずケーキ屋に入ろうと2人で人混みの中進んでいくけど、洸希くんの背中がどんどん遠くなっていく

追いつこうと思っても私と洸希くんの間に人が入ってしまっていつの間にか洸希くんが見えなくなってしまう






「…やらかした。」







私はケーキ屋さんの場所を知らない。
場所どころか名前すら知らないからもうどうしようもない

だから下手に動くよりもどこかで止まって洸希くんに迎えに来てもらおうと思って
LINEしようとしたけど

私は洸希のLINEを知らない。




これは完全に終わった。



どうしようか、




ジャンに洸希くんのLINE貰う?わざわざ?
え、こういう時どうすればいいんだっけ





とかごちゃごちゃ考えていたら




玲於「あれ、?Aちゃん?」



「あ!!玲於先輩!」






学校の先輩とばったり会う


玲於先輩はいっつも私に良くしてくれる先輩で、困った時はいつも助けてくれるし、話も聞いてくれる。







玲於「こんなとこでどうしたの?」





「友達とケーキ屋さんに向かう途中ではぐれちゃって…」





玲於「LINEとか、電話は?」






「持ってないんですよね〜…あはは、」








玲於「連絡先持ってない友達とは?ww」







なんて玲於先輩は笑ったあとニコッと微笑んで







玲於「どこのケーキ屋?
知ってれば道教えるよ?」






あぁ、神様

この人はどうしてこんなに優しいのでしょうか

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(プロフ) - みくるちゃんさん» そう言っていただけると嬉しいですありがとうこざいます (2019年5月7日 22時) (レス) id: ee2a935c0b (このIDを非表示/違反報告)
みくるちゃん - 最高にこのお話が好きです (2019年5月1日 17時) (レス) id: 0d3a186292 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2019年4月7日 19時

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