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story.11 ページ11

洸希「あの、えっと…すみません。









今日は2人で、









デートなので…




失礼します。」






それだけ言って私を引っ張って洸希くんは歩き出してしまう





「えっ、ちょ…!

あ、玲於先輩!また今度!」






玲於「お、おう〜!」






玲於先輩は苦笑いしながら手を振ってくれる





洸希くんは何も言わないままどんどん進んでいく








なんだ、


自分でもさっきからデートデートとは言ってたけど
洸希くんに改めて言われるとなんだかくすぐったい

というか、なんか恥ずかしい、





「洸希くん、?
あの〜、もうそろそろ腕…」





私がそういうと洸希くんは腕じゃなくて手を握ってくる





洸希「また、どっか行かれたら困るので…。」







後ろから見ても分かる
耳まで赤くなってる


恥ずかしいんだ、こーゆー事するの


いや私も慣れてるわけじゃないし内心ドキドキしまくってるけど





なんかもう意識しまくっちゃって、
何も考えられなくて





「わっ、!」




何かに躓いて転びそうになる
やばい、倒れると思って目をぎゅっと瞑ると

倒れずに何かに支えられる体







洸希「あっぶな…。



先輩ほんと鈍臭いですよね、」






なんて呆れた顔で言われてしまう



ねぇ気づいてないの?
この体制


すっごく近いし
ほぼ抱きしめられているようなもん



ねぇ、私ばっかりもしかして意識しちゃってる?





「あ、はは!ごめんね!」






なんて笑って誤魔化す









なのに、洸希くんはじっと私の顔を見て









洸希「先輩、顔赤い…です。」




「あっ、いや…」







なにこれ。



なんだこれ。

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(プロフ) - みくるちゃんさん» そう言っていただけると嬉しいですありがとうこざいます (2019年5月7日 22時) (レス) id: ee2a935c0b (このIDを非表示/違反報告)
みくるちゃん - 最高にこのお話が好きです (2019年5月1日 17時) (レス) id: 0d3a186292 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2019年4月7日 19時

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