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それは一週間前のことである。




ラウール「翔太くん、Tシャツ貸してください」


そう甘えて頼み込む男こそ
目黒の彼女ラウールである。





翔太「Tシャツなら、部屋のクローゼットに入ってるから勝手に取っていいよ

でもなんで、？」


ラウール「僕、翔太くんが好きだから」




翔太「ぐふぉ、やばい。
ふっか、俺無理かも可愛すぎて愛しい。」


そう語りかけた先にはふっかがいた。



深澤「恐るべき、破壊力。さすが俺の息子」




その会話を見ていた目黒は
不満でいっぱいだったのだ。





おっと、話を戻し回想から現実へと戻ろうか。




機嫌が良さそうに階段をおりてきたのは
目黒の上着を着たラウールだった。




ラウール「めめ！ー」



目黒「お前、また俺の、上着取ったの？」


ラウール「だって、めめの上着着てたら
いつも一緒にいる気になるじゃん」



萌え袖でそう告げるラウールに対して




目黒「可愛すぎ。」


またしてもやられる目黒であった。
こうして、また1ヶ月後も同じ事件が起きる。





目黒「ラウ！俺のシャツとったでしょ？」



ラウ「だって、これ着てると寂しくないから…、」




そう告げる彼に対して
「仕方ない」と思う目黒だった。






END

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