【 REBORN!】Famiglia Ⅲ【男主】 (ページ5)

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九十九の家族ページ5

〜視点なし〜

綱｢あれ、骸…お弁当とか無いの?｣

骸｢……兄さんのお弁当を持ってくることばかり考えていたら忘れました;｣

綱｢あー……なるほど;｣

獄｢アホだな｣

骸｢なっ!?アホってなんですか!!

貴方に言われたくないですよ!!｣

獄｢あぁ!?どーゆう意味だコラ!!｣

骸｢そのままの意味ですよ!!｣

獄｢テメェ……上等だ!!表出やがれ!!｣

綱｢ちょ、獄寺くん落ち着いて!!ここでボムはまずいって;｣

山｢表って……ここ既に表なのな?｣

綱｢ごめん山本そういうの今いいから;｣

山｢？｣

了｢なんだ?喧嘩か?

よし!!俺も混ぜろ!!｣

綱｢ちょ!?お兄さんまでやめて下さいよ!!;｣

骸達が今すぐにでも喧嘩を始めてしまいそうな雰囲気を、綱吉は何とかしようと3人に声をかけ続けた。

山本はそれを気にせずに買ったパンをひたすら食べている。

そんなカオスとも言える状況で、また更に原因を作り出しそうな人物が現れた。

雲｢…君達、人が昼寝してる下でうるさいよ｣

山｢お、雲雀｣

骸｢兄さん!?

またそんな所で寝て…!;｣

綱｢あー!もう!!またややこしくなる!!;｣

雲｢!……群れてる｣

そう言って雲雀は仕込みトンファーを取り出した。

綱｢ひぃ!!咬み殺される!!;｣

骸｢恭弥兄さん｣

雲｢……はぁ……分かったよ、咬み殺さない。

けれど静かにしてくれるかい｣

綱｢えっ…咬み殺さないんですか?;｣

雲｢……骸がダメって言ったからね。

〝今回は〟見逃してあげる｣

綱(骸…雲雀さんの名前を呼んだだけで、ダメなんて言ってないよな?;)

雲｢骸、上来て……枕が欲しい…

…ふぁ…ぁ…眠い｣

骸｢……拒否権は?｣

雲｢無いに決まってるでしょ｣

骸｢ｸﾌﾌ…ですよね;

分かりました、今行きますね｣

そう言って骸は雲雀が眠っている貯水タンクのあるところまで行き、そこで正座をして雲雀を寝かせる。

その光景を綱吉達は何とも言えない気持ちで見ている。

雲｢…やっぱり、いい高さだよね｣

骸｢!ｸｽｯ…そうですか｣

雲｢ん、何…?｣

骸｢あ、いえ…お父さんと同じことを言っているなーって思って…
なんか、羨ましいです…｣