【 REBORN!】Famiglia Ⅲ【男主】 (ページ32)

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百二十四の家族ページ32

〜雲雀家、骸視点〜

風呂場から聞こえる話し声…

その内容は昔の僕達の事だった。

骸(脱衣所にいると、丸聞こえなんですよね…)

話しを聞いて、昔を思い出し懐かしむ…

骸(……昔よりも、〝強く〟なれましたかね。僕は…)

そんなことを思い、服を着て3人分の布団を引きに行く。

その前に布団をお父さんの部屋から取りに行く。

お父さんの部屋には、必要最低限の物しかない。

けれど、机の上に2枚だけ写真が立ててある。

1枚は、僕と恭弥兄さんが中学生になるお祝いで行ったネズミーランドでの3人の写真。

もう1枚は、見知らぬ……綺麗な女性。

お父さんはこの写真の女性のことを、昔の友人だって言っていたけれど…

骸(ただの友人の写真を、こんなに大切にするものなんですかね)

僕には、家族で撮った写真しかないからよく分からないけれど…

これは、〝友人〟って感じじゃないのだけは分かる。

骸｢…………やっぱり、兄さんの……

…なんて、そんな訳ないですよね｣

骸(こんなに爽やかに笑う人が…兄さんの母親なわけがない。

正反対ですもん)

骸｢あ、早く布団持ってかないと｣

僕は転びそうになりながらも3人分の布団を一気に運んだ。

〜イタリア、視点なし〜

リナ｢っ!!…は……っくし!!｣

｢！……びっくりした。

てか、くしゃみするなら言ってくれる?｣

リナ｢はぁ!?言えるわけないでしょ!?

くしゃみは生理現象なのよ!!?｣

ディ｢ちょ、だから喧嘩はすんなってば!!;｣

リナ｢ディーノ君からも言ってやってよ!!

こいつやっぱりアホよ!!何も変わってない!!｣

｢少しは成長したよ。

……身長とか強さとか……｣

ディ｢いや、もっとあるだろ…;｣