百十一の家族 ページ18
〜雲雀家、視点なし〜
雲｢僕を生んで、すぐに死んでしまったってこと以外はね｣
雲雀がそう言うと、リボーンはお茶を飲む手が止まり…驚いた。
リ｢Aが…そう言ったのか?｣
雲｢そうだよ。
何、赤ん坊…もしかして母さんの事何か知ってるの?｣
雲雀はお茶を飲みながら問いかけた。
リ｢……いや、俺も詳しくは知らねーぞ。
…ま、アイツがそう決めたらとやかくいう必要はねーからな｣
雲｢？｣
リボーンの返答に対して、雲雀は少し疑問に思ったが何も聞かなかった。
骸｢皆さん、夕飯出来ましたよー｣
リビングから骸の声がして、5人はそれぞれ立ち上がり向かった。
山本は持ってきた時同様、人数分の湯呑みをお盆に載せて運んだ。
山｢ほい、お茶美味かったのな!｣
骸｢あ、別にそのまま置いていてよかったのに…
ご丁寧にありがとうございます｣
綱｢これ、全部作ったの?
一人で?｣
骸｢えぇ、あ、何か嫌いなものとかありました?｣
綱｢いや、それはないけど…
てかむしろ今日は食べすぎるかも…;｣
獄(くそっ…普通に美味そうなのがムカつく)
山｢途中までしか見れなかったけど、手際よかったもんな〜｣
雲｢でしょ｣
リ｢なんでお前がドヤ顔してるんだ｣
そんな和やかなやり取りを見て、骸は笑がこぼれた。
骸｢ｸﾌﾌ、さ…座ってください!
早くしないと冷めてしまいますよ｣
骸にそう言われ、皆それぞれ席についた。
そして、誰よりも早く�爐い燭世�ます�瓩噺世辰浸核椶紡海い導Э�べ始めた。
綱｢おいしい!!
これ凄く美味しいよ!!｣
獄｢……(……確かに美味い)｣
山｢………な、これってどうやって作ってるんだ?｣
リ(Aと比べると天と地の差だな)
雲｢骸、おかわり｣
綱｢雲雀さんはやっ!?｣
雲｢何…文句ある?｣
綱｢！？
い、いえ;｣
獄｢てめぇ雲雀!!何10代目を睨んでやがる!!｣
綱｢ちょ、獄寺くん落ち着いて!?;｣
骸｢…ｸｽｯ…｣
雲｢………｣
Aがいない間、食事の時間は二人だけで会話も日を重ねるごとに少なくなっていた。
なので今、骸と雲雀は�爐海鵑米�やかな食事も悪くないかも�瓩隼廚辰討い拭�
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作者名：撫子桜 | 作成日時：2017年9月12日 20時
