・ ページ37
「13号避難開始！学校に連絡試せ！センサーの対策も頭にある敵だ。電波系の個性が妨害している可能性もある。上鳴、お前も個性で連絡試せ」
「っス！」
「先生は！？一人で戦うんですか！？イレイザーヘッドの戦闘スタイルは敵の個性を消してからの捕縛だ。正面戦闘は…」
「一芸だけじゃヒーローは務まらん」
そう言って、13号先生に私たち生徒を任せると、捕縛武器を使って、勢いよく敵の陣地へ入り込む相澤先生。
個性とサポートアイテムを上手く使いながら、敵の連携を阻み、次々と敵をなぎ倒していく。
相澤先生の方が圧倒的優勢、周囲のほとんどがそう思ったその時だった。
相澤先生の一瞬のまばたきの隙に、ワープ系の個性と思われる黒い渦が私たちの目の前に立ちはだかった。
「和泉、そっちは頼んだわよ」
「え、Aさん！？」
とっさに個性を発動させ、重力のベクトルを相澤先生の方向へ向け、一気に移動する。
「A！なんでこっちに来た！？」
「援護しますよ、相澤先生。心配ありませんよ、足を引っ張るつもりはありません」
「…無理はするなよ」
「相澤先生も、もしもの時のことを考えて、無理をなさらないように」
「？」
さて、私も久しぶりにバッサバッサと敵をやっつけてやろうじゃあないか。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 312人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
美月(プロフ) - 竜騎士みぃさん» すみません！返信遅くなってしまいました！ご指摘ありがとうございます。修正いたします！ (2019年3月19日 19時) (
レス) id: 4d44a6f043 (このIDを非表示/違反報告)
美月(プロフ) - まてさん» コメントありがとうございます。推薦入学合格1位は夜嵐くんということですよね。彼が推薦合格を辞退して、実質轟くんが1位で合格したという解釈で読んでいただけたらと思います。ご指摘ありがとうございます。 (2019年3月19日 19時) (レス) id: 4d44a6f043 (このIDを非表示/違反報告)
まて - ページ33のことですが、轟くんは推薦入学1ではありません。1位のキャラは他にいますよ。 (2019年3月19日 16時) (レス) id: 0527647955 (このIDを非表示/違反報告)
竜騎士みぃ(プロフ) - 引子がインコになってる。ページ１の個性説明欄。 (2019年3月15日 13時) (レス) id: 737156c049 (このIDを非表示/違反報告)
美月(プロフ) - 油憂さん» コメントありがとうございます！そう言っていただけて、とても嬉しいです^_^少しずつではありますが、更新頑張っていきたいと思うので、これからも読んでいただけたらと思います！ (2019年2月25日 23時) (レス) id: 670ef472a3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：美月 | 作成日時：2019年1月31日 21時
